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ヴァティカン博物館② 絵画編

<イタリア旅行記(2009年夏・サルデーニャ島&ローマ)no.74>

ヴァティカン博物館も、クライマックス。
さすが、人気の絵画スペース、この辺りから、すごい混雑です。

さあ、気合いを入れていきましょう!

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ラファエッロの間への入口
(Ingresso di 
Stanze di Raffaello

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「署名の間(Stanza della Segnatura)」の
「アテネの学堂(Scuola di Atene)」

ラファエロが、全てを手がけたのは、このひと部屋と言われています。
(他の部屋は、制作の指揮をしていたそうです)

そう考えて、眺めていると、他の間とは、やっぱり迫力が違います。
ぐぐぐっと浮き上がってくるような立体感。
うん、やっぱり凄いな~。

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同じ部屋にある「聖体の論議」

こちらも、ひとりひとりの表情や動きが豊かですね。
うん、満喫です!

そして、いよいよ、システィーナ礼拝堂へ。
こちらは、撮影禁止なので、絵葉書でのご紹介になります。

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システィーナ礼拝堂(Cappella Sistina)
ミケランジェロの天井画(Arreschi di Michelangelo)

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システィーナ礼拝堂(Cappella Sistina)
ミケランジェロの最高傑作「最後の審判(Giudizio Universale)」

礼拝堂内には、びっしりと、天才・ミケランジェロの才能が散りばめられていて。
素晴らしい…。
でも、素晴らしすぎて、色彩に酔ってしまうほど。
特に、天井画を見上げていると、フラフラしてきて…。
人酔いだったかも…、ですが。 

こんな時に、お薦めなのが、ちょっと大き目の手鏡。
天井画を、手元の鏡に映して、鑑賞。
時々、タブレット大の鏡が、置いてある美術館も、ありますよね。

絵画は、反転してしまいますが、ずっと見上げて、首が痛くなる事を思えば、
手鏡鑑賞、時々、見上げて、鑑賞…が、良いのではと。

このシスティーナ礼拝堂では、手鏡、持ってくれば良かった…と、後悔していました。

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ヴァティカン博物館・出口の螺旋(らせん)階段
(La scala a chiocciola)

ぐるぐる、ぐるぐる…。
これも、写真映えするので、よく投稿される場所のひとつです。

「ラファエッロの間」と「システィーナ礼拝堂」は、また、再訪して、
鑑賞したいです。

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ヴァチカン博物館では、日本語の音声ガイドの貸し出しもありますが、
身分証明書(外国人はパスポート)が、必要で、ガイド機器と引き換えに、パスポートを渡さなくてはいけません。

実は、私は、コピーは持っていたのですが、パスポートそのものは、
持ち歩いていなくて。
でも、コピーでは、貸出してくれないのです。

どうしても、貸し出して欲しいとお願いをしたら、
クレジットカードと引き換えだと、言われて…。
めちゃめちゃ、怖かったのですが、やはり、音声ガイドを聞きたくて、
仕方なく、渡しました。

もちろん、機器返却時に、パスポートも、カードも、返してもらえます。
(そら、そうだろう…突っ込みの声が聞こえる…)

でも、博物館の入口と出口は、場所が違うので、そこまで、誰かが
その証明書(パスポート、クレジットカード等)も、持っていくわけで。
さくっと、知らないうちに、誰かに盗まれたら…と思うと、
どの身分証明書であっても、渡す事は、今、考えても、怖くなります。

10年以上前の事なので、現在は、変わっているかもしれませんが、
気をつけなくてはいけないなと、思いました。

お読み頂き、ありがとうございます。 サポート頂ければ、心強いです。