見出し画像

ヴァティカン博物館①

<イタリア旅行記(2009年夏・サルデーニャ島&ローマ)no.73>

今回のローマ滞在で、絶対、訪れたかった場所のひとつ。
ヴァティカン博物館(Musei Vaticani)

入館するのに、2~3時間の行列をつくることもある観光名所なので、
今回は、インターネットで事前に予約をして行きました。

本当に、見どころ満載。
2回に分けて、ご紹介します。

画像8

ピーニャの中庭
(Cortile della Pigna)

踊り場に置かれている、松かさ(ピーニャ:Pigna)は、繁栄のシンボルでもあります。
この中庭から、博物館、スタートです。

画像8

ラオコーン(Laocoonte)

彫刻ギャラリーの、目玉のひとつ。
16世紀初めに発見された逸品です。

教科書や、写真、テレビで、一度は、見た事がある!という方も、多いのではないでしょうか。

紀元前に造られたものですが、本当に、その石の艶やさかと、躍動感。
今にも、動き出しそうで、その鼓動が聞こえてくるような感覚になります。
凄いです!

以前、フィレンツェのアカデミア美術館で見た「ダビデ(David)」
思い出しました。
美術専門家でない私でも、ひと目見て、感動して、その場から動けなくなってしまう「芸術」。
それって、本当に凄い!って事ですよね。
ラオコーンも、然りでした。

ヴァティカン博物館は、本当に、広くて、広くて…。
順路に沿って進むと、色々なギャラリーを、見て、歩くことができます。

画像8

タペストリーのギャラリー
(Galleria degli Arezzi)

天才画家・ラファエッロの弟子たちが、「キリストの一生」の下絵を描き、織り込んでいったタペストリーは、圧巻!

ストーリとして見ていくと、面白いです。
織物が、高価だった時代ですから、これらも宝物品です。

画像8

地図の回廊
(Gallerie delle Carte Geografiche)

16世紀に描かれたと、イタリアの各地の地図たちも、これまた、圧巻!

画像8

サルデーニャ島の地図(Mappa di Sardegna)

今回、旅したアルゲロ、カリアリなどを確認することが出来ます。

画像8

イタリア全土の地図
(Mappa Italia Antica)

Italia Antica(古代イタリア)」と書いてあって、16世紀よりも、
古い時代の地形を描いたようです。

画像8

イタリア全土の地図
(Mappa Italia Nuova)

そして、向かいにあったのは「Italia Nova(新イタリア)」の地図。
細かく見ていくと、所々、違うんですよね。
面白い!

画像8

回廊の出口にも、地図がありました。
右が、海の都ヴェネツィア(Venezia)です。
魚の形をしていて、ちゃんと、運河も描かれていました。
なんか、可愛い…です。

お読み頂き、ありがとうございます。 サポート頂ければ、心強いです。