感動の、ドロミテ料理 ⑤
<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.64>
コルティーナ・ダンペッツォ(Cortina d'ampezzo)での最後の夕食も、
もちろん、滞在中、ずっと通っているレストランへ伺いました。
いつも、対応して下さるスタッフとも「最後の夕食です」とお伝えすると、名残り惜しいですねと、お話をしながら、まだ食べていない、お勧め郷土料理を頂きました。
野菜と大麦を、コトコト、コトコト、とにかく、じっくり煮込んだスープ。
野菜は、ほとんど溶けてしまっているのですが、その分、うま味を、ぎゅ~っと、ぎゅ~っと、感じることができるお料理です。
とても、滋味豊か。
郷土料理ではないけど、美味しいよ~っと言われて、注文しました。
実は、仔羊、以前は、食べることができなかったの食材の一つ。
これもまた、イタリアで食べられるようになったんですよね 。
イタリアで、苦手だったのに、好きになった食材は多々あって、
不思議、不思議。
仔羊とローズマリーの香り、そして仔羊肉の味わいを、噛みしめながら。
美味しいです。
最後は、デザート。
さすがの私も、仔羊と、じゃがいもで、お腹がいっぱい。
本当に、少し味見をする程度でと、お願いしたのですが、
やはり、ボリュームたっぷり、立派なひと皿がやってきました。
このチョコレート菓子は、北イタリアを中心に、作られているデザートで、教室でも、何度か、ご紹介しました。
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サラミのように、筒状にして成型。
中には、ナッツ類、クッキーが入っているチョコレート菓子です。
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でも、デザートは別腹?
美味しく食べてしまった私です。
シェフからのプレゼント。
お勧めのグラッパだそうで、香りも、アルコール度も高くて、ひと口頂くと…、きゅ~っと、身体に染み込んでいきます。
さすが、シェフのお勧め!美味です!!
4夜連続の美味しいドロミテ料理。
最後の晩餐は、大満足のひと時でした。