見出し画像

【レストラン情報】ナポリのオステリアで昼食

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.73>

ナポリ(Napoli)での初ランチ。
B&Bオーナーさんのお薦めのオステリアへ。

イタリアでの「飲食店の呼び方」は、様々。

リストランテ(Ristorante)
     特別の日に食事をする高級店。ドレスコードがある場合も。
トラットリア(Trattoria)
    「大衆食堂」のようにカジュアルだが、本格料理が楽しめる店。
オステリア(Osteria)
    「居酒屋」のように、ワイワイと賑やかに楽しめるリーズナブルな店。
ピッツェリア(Pizzeria)
       ピッツァ専門店。パスタやサラダが食べる場合もある。
バール(Bar)
  お酒、ノンアルコール類の飲料を、軽食と共に楽しめる店。
   カンターのみの店もある。
エノテカ(Enoteca)
   「ワイン酒蔵」と言う意味で、ワインをメインに提供する店。
   おつまみ程度の軽食が楽しめる。

上記のように、位置づけされていますが、しっかり線引きされているわけではありません。
オーナーさんの「こういう店にしたい!」という意向も入りますからね。

今回は、ワイワイと楽しめる、まさに「オステリア」という、お店でした。
早速、入店します。

画像1

店内の壁(Il muro nell'osteria)

壁には、ナポリの下町が描かれていました。
スパッカナポリ(Spacca Napoli)地区、あたりでしょうか。
洗濯物が干されている、生活感溢れるナポリの街、大好きです。

早速、お薦めを注文。
この下町の壁を見ながら、ワクワク…、お料理が来るのを待ちます。

画像2

パン&白ワイン(Pane e Vino bianco)

まず、運ばれてきたのがこちら。
最近、パンを、紙袋に入れて出すお店もありますね。
南イタリアのパンは、モチモチ柔らかくて美味しい!
今回の旅で、再確認しましたが、ここナポリのパンも美味しかったです。
小麦の種類も違うんだろうな…。

前菜が、運ばれてきました。

画像3

前菜の盛り合わせ(Antipasto misto)

まずは、赤いお皿が運ばれてきました。
さすが!揚げ物天国のナポリ。
茄子や、ズッキーニの花のフライなどが盛り合わせてあります。

よし!食べるぞ!っと、気構えたら、緑のお皿も運ばれてきて、ビックリ!
こちらは、野菜のソテーなどの盛り合わせ。

思わず、これ、ひとり分ですか?…と、聞いちゃいました。
「もちろん(Si , certo!)」とのお返事。

お~~~、さらに、ギアアップ! 嬉しい気合が入ります。
野菜が美味しいのも、ナポリ料理の特徴です。
野菜の味が濃いんですよね。
塩梅も良く、美味しく完食。

満足だ…。
前菜を食べ終えて、次は、メインの「魚介フライ盛り合わせ」…、あ…。
これも、「盛り合わせ」をお願いしていました。

前菜の「盛り合わせ」も、なかなかのボリューム。
もしや、フライの「盛り合わせ」も…と、思っていたら、こちらのお皿が運ばれてきました。

画像5

魚介フライの盛り合わせ(Fritto misto di pesce)

やはり、こうなりますよね。
軽く2人分は、あるでしょうか。

ただ、このフライ盛り合わせ、衣がとっても軽くて、結局、ぺろりと完食。
さすがに、この後のデザートまでは辿り着けませんでしたが、大満足の昼食でした。

ナポリに来られたら、有名なナポリピッツァも美味しいですが、
是非、美味しい野菜料理、フライ料理を食べて頂きたいです。

ここから先は

62字
この記事のみ ¥ 100

お読み頂き、ありがとうございます。 サポート頂ければ、心強いです。