![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29413256/rectangle_large_type_2_b9a3c403d26b65c29c6ba0af99648bcc.jpg?width=800)
ミラノのサン・ロレンツォ・マッジョーレ聖堂
<イタリア旅行記(2007年春・リグーリア&ミラノ)no.54>
毎月、最終日曜日に、ナヴォリオ運河(Canale di navorio)に沿って「骨董市」が開かれるミラノ。
ミラノ滞在2日目の、この日が、ちょうど、3月末の日曜日。
早速、ナヴォリオ運河を目指して、小雨の振る中、出発です。
途中、16本の列柱が目に入り、うん?、どこかで見たことがある?
地図で確認すると、サン・ロレンツォ・マッジョーレ聖堂(S.Lorenzo Maggiore)。
古代ローマ時代の列柱が今でも残っている聖堂として、事前チェックしていた場所でした。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29413349/picture_pc_4ccaf7e2169dfedd8ab5f2edd8edb2de.jpg?width=800)
目の前に出てくるまで、気付かなかったとは不覚。
長い年月、時代を経てきた列柱、歴史を感じます。
古代ローマ時代の列柱と、その後ろを走る、現代のミラノ市民の足・トラム(オレンジ色の市電です)。
時代を越えての「共演 」、良いですね。
そのまま後ろへ振り返ると、聖堂があります。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29413424/picture_pc_22aeb541e79b862597e561bc694b3e0b.jpg?width=800)
(S.Lorenzo Maggiore)
中央に立つのは、コンスタンティヌス皇帝の像。
キリスト教を公認した「ミラノ勅令」を公布した皇帝です。
日曜日で、礼拝の集会があったのですが、内部は見学できると聞き、静かに入らせてもらいました。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29413456/picture_pc_b2109c35322404a9ccec715deb9e4cfe.jpg?width=800)
奥に進むと、右手に、温度と湿度管理された部屋があります。
4世紀頃に造られた、モザイクで彩られた霊廟(れいびょう)があり、
こちらも見ることが、出来ます。
これは、一見の価値ありです。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29413491/picture_pc_4e693ea17787dd9ee66523604ab07631.jpg?width=800)
裏手から見た聖堂の様子。
歴史を感じさせる、この佇まいが、また良いですね。
お読み頂き、ありがとうございます。 サポート頂ければ、心強いです。