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熊本の伝統野菜・水前寺菜 @ 水前寺成趣園
< 2023年・熊本の旅 no.16>
水前寺成趣園内で、「うん?これ、お野菜?」と思ったのが、こちら。
熊本伝統野菜の「水前寺菜(すいぜんじな)」です。
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![](https://assets.st-note.com/img/1695728352302-GQ65p1eCVh.jpg?width=800)
葉の表側は濃い緑色で、裏側が赤紫色の野菜。
ふと、加賀野菜の「金時草(きんじそう)」を思い出しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1695728421122-GKvt8hTiz1.jpg?width=800)
敷地内の一部を「水前寺菜栽培地」として活用されているようです。
調べてみると、熊本伝統野菜「水前寺菜」と、加賀野菜「金時草」は、なんと、同じものだったのです。
江戸時代に、ここ熊本の水前寺町で栽培が始まり、その後、金沢に伝わり、加賀野菜のひとつ「金時草」として、全国に知られるようになったそうです。
石川県の「金時草」のように、他の地域によっても呼び方が変わり、
愛知県では「式部草(しきぶそう)」、鹿児島県・沖縄県では「はんだま」の名前で、呼ばれています。
見た瞬間に、とても似ているなと思いましたが、元々は、同じもの。
この水前寺菜が各地に広がっていったというのも、新しい知識として記憶されました。
そうだったんだ…。
7年前、金沢で食べた「金時草」を思い出しながら、この記事を書いています。
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