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神々を祀る万神殿・パンテオン

<イタリア旅行記(2009年夏・サルデーニャ島&ローマ)no.65>

パンテオン(Pantheon)に到着です。

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パンテオン(Pantheon)

ローマ古代建築の中でも、一番古く、荘厳な建造物。
紀元前27年に建てられましたが、消失。
現在の建物は、紀元後120年頃に、ハドリアヌス帝が造ったものです。

ハドリアヌス帝…、よく出てきます。
誰?と思われる方も、映画「テルマエ・ロマエ」の市村正親さんが演じられた皇帝と言えば、思い出してもらえるのではないでしょうか。

そして、ここパンテオンは、ローマを舞台にした映画「天使と悪魔」(ダ・ヴィンチ・コードの続編)にも、登場しました。

正面の、堂々とした柱は、コリント式。
ハドリアヌス神殿(現・ローマ証券取引所)の柱とは、また印象が違いますね。
早速、中に入ります。

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パンテオン内部( Interno del Pantheon )

見上げると、クーポラーから光が差し込んでました。
パンテオンを訪れたのは、今回で、3回目。

1回目は、1999年、初めてイタリアの地に降り立った時。
そして、2回目は、2年間の料理修業を終えて、日本に帰る時(2001年)。

訪れる度に、いつも違う印象を与えてくれるパンテオン。
この天窓から入る光の角度にも依るのでしょうが、今回は、堂内が、とても明るく、広く感じました。

朝の早い時間だった事もあり、人も少なく、ゆっくりと堂内を見ることができて。
2000年もの時を重ねてきた、様々な時代を見てきたこの建造物の風格を、
肌で感じられる大好きな場所です。

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パンテオンの噴水(Fontina di Pantheon)

パンテオン前のロトンダ広場(Piazza di Rotonda)にある噴水。

ローマには、噴水が沢山あり、ローマっ子の憩いの場でもあります。
今後も、色々、出てきますよ。
お楽しみに!

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