アルバを発つ朝に、素敵なプレゼント♪
<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,70>
アルバ(Alba)を拠点としたピエモンテ州の旅も、そろそろ終わり。
この日は、南へ。
リグーリア州の州都・ジェノヴァ(Genova)へ向かいます。
出発日の朝。
ホテルの庭を散策しました。
ぶどう畑に囲まれた、この風景も見収め。
充実した、大満足の滞在だったな。
チェックアウトする時に、ホテルから、サプライズ・プレゼントを頂いたのです。
滞在初日に、お土産をもらったから、そのお返しにっと、ピエモンテ州産の甘口ワインを、支配人から言付かったとの事。
最終日に、こういうサプライズがあると、嬉しいですね。
イタリアを旅する時、私は、滞在するホテルに、心ばかりの小さな手土産を持っていく事にしています。
特に、連泊するホテルには、必ずと言ってよいほど、お渡しします。
大都市の大型ホテルには、必要ありませんが、
私が滞在するのは、3~4つ星の、比較的規模の小さなホテルが、ほとんど。
個人旅行をしていると、色々な情報を教えてもらいますし、
もしかしたら、何かのトラブルに遭遇し、助けてもらう事になるかもしれません。
その為にも、チェックイン時に、小さな手土産をお渡しすると、
本当に、良くして下さいます。( 袖の下とは呼ばないで… )
もちろん、全然、響かないスタッフさんも、時々、いらっしゃいますが。
例えば、パステルカラーで、可愛らしい金平糖とか、
神戸名物・ミニゴーフル(神戸風月堂)、エコルセ(本高砂屋)等…。
日持ちがするものを選びますが、いくつか滞在地を変える時は、
旅の途中で、その直前に滞在した町の名菓、焼菓子やチョコレートを買って持っていく事もあります。
ただ、そのお返しを頂いたのは、ここアルバのホテルが初めてでした。
嬉しいです!
ありがとうございます!
なんか、海老で鯛を釣っちゃった感じで、申し訳もないとも思ったのですが、せっかくの支配人の心遣いですから、有難く頂きました。
さあ、その甘口ワインを、改めてスーツケースに詰めてから出発です。
アルバから、バスに乗ってアスティ(Asti)へ。
ここから、列車に乗り換えて、この旅、最後の滞在地・ジェノヴァに向かいます。
アスティ駅で、列車待ちしているのですが、お天気が本当によくて、
気持ち良いです。
日本のように列車の本数が多くないイタリアの列車。
駅で、2~3時間待つこともあります。
でも、清々しい青空を見て、心地の良い風に当たりながら、駅のベンチに座り、本を読んだり、音楽を聴いていると不思議と長い待ち時間を楽しく過ごす事が出来るのですよね。
これも、ちょっと贅沢な時間です。
日本だと、5分、10分電車が遅延するだけでも、まだかな、まだかなっと、少しイライラしたり、落ち着かなくなってしまうのですが。
これ、不思議ですよね。
そんなことを思いながら、ジェノヴァ行きの列車を待っていました。
今回のイタリア滞在も、天候には恵まれて、ここまで来ています。
ジェノヴァでも、良いお天気になりますように。
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