ボローニャ駅は、随分、変わっていた
<イタリア旅行記(2016年北イタリア)No.46>
ボローニャ(Bologna)滞在・2日目。
この日は、朝から列車に乗って、イタリアの故郷・シエナ(Siena)に向かいます。
まず、列車で、ボローニャからフィレンツェ(Firenze)へ。
バスに乗り換えて、シエナに向かいました。
驚いたのが、ボローニャ駅が、とても新しくなり、変わっていた事。
地下4階まであり、ローカル線は、地上プラットホーム、
高速鉄道等は、地下4階のホームで発着するようです。
(もちろん、急な変更もあるので、必ず電光掲示板を確認します)
フィレンツェ行きの列車は、地下ホームから出発
(Al binario sotterranea)
すごい、ピカピカ!
エスカレーターも完備されています!
もともと、中部イタリア、北イタリアの交通を結ぶハブ駅として、
多くの列車が発着していましたが、10年前(2006年)の駅の様子は、こちら。
ボローニャ駅(2006年秋)
列車のホームは、地上のみ。
エスカレーターはなくて、大きい貨物用のエレベーターがあるだけでした。
そのエレベーターには、もちろん、乗客も利用できたのですが、
これが、鍵をもっている駅員さんが動かさないといけないという、
何とも、アナログな感じで稼働。
スーツケースや、大きな荷物を持つ乗客のみ利用するのですが、
ホームの数も多く、なかなか駅員さんが来てくれなくて、列車の出発時間が迫り、痺れを切らせて、重いスーツケースを引きながら、階段へ向かう方々も多かったです。
エスカレーターがあるのは、旅人としては、嬉しい限り。
そして、さらに驚いたのが、フィレンツェまでの乗車時間。
ちょうど、この一年前、2015年に運行開始された高速鉄道・フレッチャロッサ(Frecciarossa:赤い矢)を利用すると、なんと!
ボローニャ⇔フィレンツェ間を、約40分程で走行。
それまでは、1時間30分程、2倍以上の時間がかかり、あっという間に、
フィレンツェに着くことができました。
高速料金が加算されますが、旅先での時間と安全には、お金を使うと決めているので、問題なし。
とても快適な移動、スムーズに、シエナ行きのバスに乗り換えることができました。
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このボローニャ駅から5㎞先にあるボローニャ空港を結ぶ空港モノレール・
マルコーニ・エクスプレス(Marconi Express)も、2020年秋に開通。
ボローニャ空港 ⇔ ボローニャ中央駅間を、15分間隔で走行。
乗車時間は、約7分。
チケット代は、片道:9.2ユーロ、往復:17.0ユーロ(2022年2月現在)
とても、便利になりました。
次回、ボローニャ空港を利用するときは、利用したいです。