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【レシピ】海の香りたっぷり!アックアパッツァ

アクアパッツァ(Acqua pazza)

アクア(Acqua「水」)+ パッツァ(pazza「狂気の、気が狂った」)
グツグツ煮立たせた水分の中で、魚まるまる一匹を調理する鍋の様子が
気が狂ったように見えることから、名付けられました。

トマト、オリーブの実、貝類などを加えて作る
南イタリアの名物料理です。

海側の地域では、海(マーレ:mare)の水を使って調理することもあり、
その時は、アクア・ディ・マーレ(Acqua di mare)という名前で、
呼ばれています。


材料を揃えて煮込むだけですが、見栄えもする立派な一品。
「ハレの日」の料理でもあります。

美味しさのポイントは、骨付きの白身魚を使う事。
骨から、魚の旨みがたっぷり出てきます。
一匹、丸々使うのが、理想ですが、切り身でも作れますよ。

今回は、を使いました。
カサゴ、イサキ、いとより等でも、作れます。

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鯛(Orata)


鯛についてのお話も、是非、ご覧ください。


そして、この旨みたっぷりのソースを活用して、パスタを食べる。
そこまでが、アクアパッツァの醍醐味でもあり、楽しみでもあります。

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パッケリを添えて
(Con Paccheri)

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鯛の旨みたっぷりのタリアテッレ
(Tagliatelle al sugo di orata)


一度、作って食べたら、病みつきになりますよ。
是非、お家の「ハレの日」料理リストに加えて頂きたい一品です。

それでは、作っていきましょう!

最後に、手書きの「料理手順書(工程のみ)」「応用編」「料理用語のイタリア語」を、添付しています。

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料理を作られて、分からない事、ご質問等がありましたら、
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鯛のアクアパッツァ
( Acqua pazza )

【 難易度 】★☆☆☆☆
【 調理時間 】 約 30 分

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