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イタリア旅行記(中部)

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トスカーナ州、ウンブリア州、マルケ州、ラッツォ州。 現地を歩いて、見て、食べて。 一緒に、旅するように読んで頂けると嬉しいです!
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#マルケ州

夜のフィレンツェで、旅を振り返る

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.70 最終回> 旅の最終地・フィレンツェ(Firenze)。 美味しい最後の晩餐を堪能し、夜のフィレンツェを歩いて帰ります。 アドリア海側からスタートして、西へと横断した「中部イタリアの旅」。 今回も、沢山の町を訪れたなっと振り返りながら、色々思い出していました。 ****************** 旅の始まりは、マルケ州(Marche)海辺の町・ファルコラーナ・マリッティア(Falconara Mar

ファルコナーラ・マリッティアを発つ朝

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.16> 「ヴィッラ・アメーリア(Villa Amelia)」。 ファルコナーラ・マリッティアで滞在した宿です。 ヴィッラ・アメーリア (Villa Amelia) 「ヴィッラ(Villa)」というよりも、私は「ロカンダ(Locanda)」に 近いなっと感じていました。  ヴィッラ → 郊外や田舎にある別邸、一棟建て。  ロカンダ → 宿泊設備を備えたレストラン         オーヴェルジュ(Auber

マルケ料理を堪能

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.15> マルケ州・滞在最終日は、宿泊したロカンダ(Locanda)のレストランで、夕食です。 女性オーナー兼シェフ・アンジェラさんが、腕をふるって下さいました。 前菜は、お勧めの「お試し前菜(Assaggini)」。 前菜リストから、シェフお薦めの5品を、少しずつ出してもらう事に。 リコッタチーズとセージ、アーモンドのパテ (Pate`di ricotta , salvia e mandola) リコッ

マルケ州の巡礼地☆ロレート

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.14> 揚げたて、熱々のオリーベ・アスコラーネ(Olive ascolane)を食べて、 大満足のアスコリ・ピチェーノ(Ascoli Piceno)から帰る途中、 もうひとつ小さな街に、立ち寄りました。 カトリックの巡礼地・ロレート(Loreto)です。 13世紀末に、パレスチナから、この地に、聖母マリアの家、 つまり、イエスキリストが育った家(ナザレの家)を天使達が移したと言われ、 中部イタリアの巡礼地

名物☆オリーベ・アスコラーネ

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.13> マルケ州のアスコリ・ピチェーノ(Ascoli Piceno)を訪れたら、 必ず、食べたい、いや、これを食べる為に訪れた、と言っても良いぐらいの、お料理があります。 オリーベ・アスコラーネ (Olive Ascolane) アスコリ・ピチェーノ特産の大粒の緑オリーブの種を抜き、 挽肉を詰め、パン粉をつけてオイルで揚げた、有名な前菜です。 教室でも、一度、ご紹介しました。 オリーベ・アスコラーネ

古代ローマ橋

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.12> マルケ州のアスコリ・ピチェーノ(Ascoli Piceno)を、散策中。 城壁に沿って、ゆったりと流れるトロント川に、古代ローマ時代から架かる橋があると知り、これは、絶対に、見ておかなくては!と、足を運びました。 ローマ橋 (Ponte romano) 2000年以上も前から、ここにあり、橋脚の石そのものにも、年月を感じますし、伝うように伸びた緑の木々が、また、風情があります。 古い橋は、保存の

ヘミングウェイも愛した、カッフェ

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.11> マルケ州・内陸の街・アスコリ・ピチェーノ(Ascoli Piceno)。 街の、アッリンゴ広場(Piazza Arringo)から細道をきゅっと入って進むと、もうひとつの中心地・ポポロ広場(Piazza del popolo)に出ます。 ポポロ広場 (Piazza del popolo) 目の前にあるのは、サン・フランチェスコ教会(Saint Francesco)。 ゴシック様式の建築です。

アスコリ・ピチェーノの大聖堂

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.10> アスコリ・ピチェーノ(Ascoli Piceno)駅前の大通りを右に折れて、 まっすぐ歩くと橋があります。 マッジョーレ橋 (Ponte Maggiore) この橋が、アルコル・ピチェーノの街への、入口になります。 街に入っても、真っすぐ、真っすぐ進むと、広場に出ます。 アッリンゴ広場 (Piazza Arringo) 正面が大聖堂、そして、右横の建物が、市庁舎になり、庁舎内には、絵画館(Pi

アドリア海・朝の光

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.9> マルケ州滞在・最終日。 この日は、朝一番の電車に乗って、内陸の山の地域、アスコリ・ピチェーノ(Ascoli Piceno)へ、向かいます。 朝4時起床。 準備をして、出発です! 駅までの歩道 (La strada per la stazione) 「ライラックの花道」と、勝手に、私が命名。 駅までの行き来は、この「花道」を通っていました。 ふと、モネの「陽だまりのライラック」を、思い出したりして

マルケの街・モンテカロッタ & イエージ

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.8> ワイナリー&レストランで、貴重な勉強をさせて頂き、ファルコラーナ・マリッティアへ、帰る時。 ワイナリーのスタッフさんが、最寄り駅まで、車で送って下さるとの事。 ありがとうございます! 折角だからと、ワイナリーがある町・モンテカロット(Montecarotto)を経由して、駅があるイエージ(Jesi)まで送って頂きました。 モンテカロット・町の入口 (Ingresso d' Moncarotto)

【レストラン情報】マルケ州での昼食②

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.7> マルケ州(Marche)のワイナリーを訪れ、工場見学後、ワイン10種類のテイスティング。  最後は、ワイナリーさん所有の星付きレストランで、お食事です。 テイスティングをしたワインと一緒に、楽しむお料理が用意されているとのこと。 ワクワク、です。 前菜から、スタートしました。 前菜3種(Antipasto misuto) 左から、 マグロのマリネとトマト&パニーノ          (tonno

¥100

マルケ産ワインのテイスティング

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.6> ワイナリー、ぶどう畑を見学した後、いよいよ、ワインのテイスティング&講議です。 ぶどう畑 (Vigneto) 会場は、ぶどう畑の真ん中にあるレストランの2階。  昨日からの厚い雲も段々晴れてきて、青空が見えてきました! 青い空、大好きです!! この日は、なんと、マンツーマンでの講義です。 なんと、贅沢な…。 さあ、テイスティング、スタートです。 テイスティングのワイン (Degustazion

ワイナリー見学 & ぶどう畑

<イタリア旅行記(2010年夏マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.5> この旅で、マルケ州を訪れることにした目的のひとつが、ワイナリー見学。 日本にも、ワインを輸出している「モンカロ(Moncaro)」さん。 アルベロ料理教室でも、こちらの白ワインを、何度か、ご紹介、使わせて頂きました。 ワイナリー「モンカロ」 (Cantina di Montecarotto) 到着後、早速、工場内のワイン製造工程に沿って案内して頂き、色々、説明してもらいました。 基本、工場内は、

ファルコラーナ・アルタより

<イタリア旅行記(2010年夏マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.4> 夕方になり、やっと、雨が止みました。 折角ですから、少し、街を歩きましょう。 ファルコラーナ・マリッティア駅近くから見た、アドリア海 (Mare Adriatico visto da vicino alla stazione) まだまだ雲も厚く、アドリア海も荒れてます。 高台へ、登っていきます。 ファルコラーナ・アルタ(Farcorana Alta)からの景色 高台にある、小さな街・ファルコラ