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イタリア旅行記(シチリア島&サルデーニャ島)

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シチリア島、サルデーニャ島。 実際に、現地を歩いて、見て、食べて。 一緒に、旅するように読んで頂けると嬉しいです!
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2019年3月の記事一覧

ローマ劇場&ベッリーニ博物館

<イタリア旅行記(2007年秋・シチリア東部&カラブリア)no.70> 溶岩石で造られた円形闘技場の裏道を通っていくと、バロック様式の教会が並ぶ、クローチフェッリ通り(Via dei Crociferi)があります。 クローチフェッリ通り (Via dei Crociferi) 車の往来が多いカターニア(Catania)ですが、この下町通りは、 とても、静か。 そして、1700年代に造られたバロック建築の街並が、一気に18世紀に連れて行ってくれます。 この通りを南に

活火山エトナの溶岩石の「象の噴水」 & 「円形闘技場」

<イタリア旅行記(2007年秋・シチリア東部&カラブリア)no.69> カターニャ(Catania)にも、遺跡、建造物、博物館等々、色々、観光の見所があります。 まずは、こちら! 象の噴水(Fontana dell' Elefante) ドゥオーモ広場(Piazza del Duomo)のシンボルでもあり、待ち合わせ場所のひとつです。 前から姿は、こちら。 象の噴水(Fontana dell' Elefante) この「 象 」は、約300年前に、溶岩で造られたも

【レストラン情報】カターニャでの昼食

<イタリア旅行記(2007年秋・シチリア東部&カラブリア)no.68> シチリア・カターニャ(Catania)での昼食。 友人のシェフ達に、カターニャに行ったら、絶対、食べにいくべし!と 言われていたレストランへ。 要・予約なので、前日に電話予約をして伺いました。 毎朝、ペスケリア市場で仕入れる、新鮮な魚介類を使うので、「メニュー(Menu`)」はありません。 席に通されて、待っていると、注文を取りに、お店の方が来られました。 店員さん「前菜は食べる?」 私   「はい

有料
100

オリーブオイル使用の天然石鹸

<イタリア旅行記(2007年秋・シチリア東部&カラブリア)no.67> ちょっと、ここで、シチリア土産のお話。 カターニャ中央駅から少し歩いたところに、 オリーブオイルを使用した天然石鹸(Sapone all'olio d'oliva naturale)の工房があります。 「Sa di Sapone(サ・ディ・サポーネ)」 私は、オーガニック主義というわけではないのですが、 普段使うものは、出来るだけシンプルなものを、と考えています。 天然石鹸、そして、シチリア産オ

カターニアのペスケリア市場②

<イタリア旅行記(2007年秋・シチリア東部&カラブリア)no.66> ペスケリア市場内では、魚以外も売られています。 色々なオリーブ(olive)を扱っているお店 (Negozio di olive) 緑オリーブ、黒オリーブはもちろん、赤唐辛子で和えたもの等、味付けしたものも、あるのですよ。 美味しいオリーブは、それだけで、ワインが進みます。 う~ん、見てるだけでも、よだれが…。 堪りません。 果物屋さん (Fruttivendolo) はい!と、味見で渡された

カターニアのペスケリア市場①

<イタリア旅行記(2007年秋・シチリア東部&カラブリア)no.65> シチリア島のカターニア(Catania)と言えば、ドゥオーモ(Duomo)横の「ペスケリア市場(Pescheria)」が有名で、シチリアでも1、2を争う魚市場です。 もちろん、足を運びました! アメナーノ噴水 (Fontina dell'amenano) ドゥオーモ広場(Piazza del Duomo)の奥にある、この噴水が目印。 この奥の階段を降りると、ペスケリア市場です。 ペスケリア市場の

サルメリアで買物 &夕食 & ムシキング

<イタリア旅行記(2007年秋・シチリア東部&カラブリア)no.64> ピスタチオの里・ブロンテ(Bronte)で、列車に乗り、カターニア・ボルゴ(Catania borgo)駅に到着。 無事、カターニャに戻ることができ、ホッとしながら、エトネア通り(Via Etnea)を歩いていると、美味しそうなお店を発見! サルメリア(Salumeria)です。 サルメリア (Salumeria) ハムやサラミ、チーズはもちろん、缶詰、オリーブオイル、そしてワイン等も置いている、

車窓より…エトナ山編

<イタリア旅行記(2007年秋・シチリア東部&カラブリア)no.63> とっても雰囲気のあるレトロな列車に乗って、 ブロンテ(Bronte)から、カターニア(Catania)へ戻る途中。 車窓から、エトナ山周辺の、気持ち良い景色が続きました。 車窓より(Dal finestrino di treno) テンションが上がっている私は、乗客が少ないことも良いことに、 車窓に身を乗り出しつつ、かぶりつき!で、景色を見てました。 ブロンテの町並み(Paesaggio urb

めっちゃ、レトロなローカル線

<イタリア旅行記(2007年秋・シチリア東部&カラブリア)no.62> ‟ 救世主・現る! ”で、なんとか、カターニャへ戻る方法が分かった、私。 教えてもらった方向へ、歩き始めました。 坂道を登っていくと、今までいたブロンテ(Bronte)の街が一望できます。 ブロンテの街(Bronte) 青い空に、なだらかな山並み、綺麗ですよね。 駅の方向は、今いる道を、ひたすら真っすぐに進むとの事。 真っすぐ…と言っても、決して一本道ではなくて。 十字路だったら、迷いなく進める

ブロンテのピスタチオ祭り②救世主・現る!

<イタリア旅行記(2007年秋・シチリア東部&カラブリア)no.61> ピスタチオ祭りを見る為に、訪れたブロンテ(Bronte)の街。 お祭りを見ることが出来ず、当日、ブロンテから帰る方法も分らずで、 途方にくれていた、私。 落ち着こう!と思い、ピスタチオのジェラートを食べに、お菓子屋さん(Pasticceria)に入りました。 なんと、そのお店に、一週間前にタオルミーナ(Taormina)で、 お世話になった日本人ガイドの方が、いらっしゃったんです。 凄い、偶然!

ブロンテのピスタチオ祭り①

<イタリア旅行記(2007年秋・シチリア東部&カラブリア)no.60> シチリアのエトナ山(Etna)の麓の街・ブロンテ(Bronte)。 ピスタチオの里でもある、ここブロンテで、ピスタチオ収穫祭をしていると聞き、カターニャから、バスでやって来た私。 まずは、帰りのバスの確認を!っと、バス停近くのバール(Bar)に入って、バスの時刻を聞いたら、「今朝、もう出発しちゃったよ」っとの、お答えが。 ???。 う~ん?、聞き間違いかな? またまた~っ。 とにかく街に入り、どこ

ピスタチオの街・ブロンテ

<イタリア旅行記(2007年秋・シチリア東部&カラブリア)no.59> ヨーロッパ最大の活火山・エトナ(Etna)。 この日は、そのエトナ山の西側・麓の街のブロンテ(Bronte)を訪れました。 ブロンテと言えば、やっぱり有名なのがピスタチオ(Pistacchio)。 そして、ちょうど、私がシチリアに滞在中に、このピスタチオの収穫祭が 行われていると聞き、これは行かなくては!と、日帰りで行くことに。 初訪問の場所ですし、カターニャからの行き帰りについて、念入りに(?)ホ

カターニャでの食事①

<イタリア旅行記(2007年秋・シチリア東部&カラブリア)no.58> この日の移動時間は長く、朝、カラブリアを出発したのに、カターニャ到着は夕方。 一番時間を費やしたのは、フェリーで降り立ったメッシーナ駅での列車待ちで、なんと3時間。 3時間もあれば、メッシーナの街を散策できたのですが、大きなスーツケースを預けるところがなく、仕方なく、駅周辺で、過ごす事になりました。 今回の旅も終盤。 勉強の為とはいえ、かなり胃腸を酷使しています。 この日は、休肝日ならぬ、休胃腸日に

カターニアの大聖堂 &収穫パレード

<イタリア旅行記(2007年秋・シチリア東部&カラブリア)no.57> メッシーナ(Messina)から、列車で約2時間半。 カターニア(Catania)駅に到着です! 中心街までは、2km弱あるので、バス or タクシーでの移動になります。 ホテルに到着後、荷物を置いて、早速、街を散策です。 やっぱり、スタートは大聖堂(Cattedrale)でしょう! と、目指して歩いていくと、ありました。 こちらが、カターニアの大聖堂です。 カターニャ大聖堂(Cattedral