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イタリア旅行記(北部)

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ヴァッレ・ダオスタ州、ピエモンテ州、ロンバルディア州、ヴェネト州、リグーリア州、トレンティーノ・アルト・アディジェ州、フリウリ=ヴェネッツィア・ジューリア州、エミリア=ロマーニャ… もっと読む
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#チンクエ・テッレ

リグーリア州の発酵ケーキ☆パンドルチェ・ジェノヴェーゼ

<イタリア旅行記(2007年春・リグーリア&ミラノ)no.50> イタリアには、いくつかの発酵ケーキがあります。 クリスマスに食べるパネットーネ(Panettone)、パンドーロ(Pan d'oro)復活祭・パスクワで食べるコロンバ(Colomba)。 リグーリア州のパンドルチェ・ジェノヴェーゼ(Pandolce Genovese)も、そのひとつです。 干しぶどう、オレンジピール、ナッツ等を入れて、酵母(イースト)を加えて、ゆっくり発酵させてから焼くケーキです。 固め

ミラノは、ドゥオーモからスタート☆

<イタリア旅行記(2007年春・リグーリア&ミラノ)no.46> 3日間、滞在したモンテロッソ・アル・マーレ(Monterosso al mare)。 今日で、この町とも、お別れです。 駅から見える海。 この海に、毎日、心を癒されました。 しっかり、最後に海の様子も、目に焼き付けて、列車に乗車しました。 ミラノ直行便の列車で、約3時間。 ミラノ(Milano)に到着です! 6年ぶりの、ミラノ。 でも、6年前は、あまり時間もなくバタバタと回った記憶しかなかったので、今回

リグーリア州の焼菓子☆カネストレッリ

<イタリア旅行記(2007年春・リグーリア&ミラノ)no.45> リグーリア州の焼菓子といえば、こちら! カネストレッリ(Canestrelli)。 チンクエテッレでも、この花形のカネストレッティ(Canestrelletetti)が、 ありました。 教室のお土産で買ってきたのですが、この写真を見て頂いても分るように、花の形が崩れてしまって…あらら…💦 お出しすることができず、焼菓子の粉々は、私のお腹の中に。 崩れなかったものを、カメラで写しておきました。 名前の由

モンテロッソでの夕食③

<イタリア旅行記(2007年春・リグーリア&ミラノ)no.44> 3日目ともなると、ホール担当のカメリエーレ(cameriere)さんとも 仲良くなり、色々お話しするようになります。 この日も、チンクエテッレ(Cinque Terre)特産の白ワインを、 おススメで頂きました! 白ワイン、そしてパンをかじりながら、お料理を待ちます。 窓から見える夕闇の景色も美しく、ホッ…としてしまう瞬間。 夕方教えてもらった、前菜からスタートです。 オリーブオイル浸けの、小蛸(モス

モンテロッソの夕暮れ③高台&浜辺より

<イタリア旅行記(2007年春・リグーリア&ミラノ)no.43> モンテロッソ(Monterosso al mare)の夕暮れも、3日目。 この日は、トンネルの上の高台に登ってみました。 気になっていた「サンフランチェスコの石像」は、近くで見るとかなり大きくて、存在感があります。 もう少し上まで登ると、後ろ姿も見ることができました。 海のほうを見ながら、足元にいる犬に、何かを語りかけているようです。 眼下に広がる砂浜、そして、海です。 この3日間、本当に、海を堪能した

リグーリア州の特産☆レモン&黒オリーブ

<イタリア旅行記(2007年春・リグーリア&ミラノ)no.42> ちょっと、ここで、食材情報。 リグーリア州 チンクエ・テッレ(Cinque Terre)特産のレモン(Limone)。 料理にも、お菓子にも、多く使われていました。 写真は、サンティーナ・シェフの畑で作られたレモン。 片手いっぱい程の大きと、かなりの存在感です。 イタリアでレモン!と、言うと、一番に思い浮かぶのが、カンパーニャ州(Campagna)のカプリ島(Isola di Capri)。 皆様、ご存知

リグーリア州で、仕込みのお手伝い③

<イタリア旅行記(2007年春・リグーリア&ミラノ)no.41> サンティーナ・シェフから、料理を教えて頂く、最終日。 この日は、デザート、料理を、2品ずつ、計4品を教えてもらいました。 途中、写真を撮り忘れてしまって、それぞれ1品ずつですが、お伝えします。 苺に、レモンや砂糖を入れて、コトコト煮たもの。 これに、ちょっと、秘密の隠し味を加えると、ぐっと大人の味に、仕上がるのです。 シェフから、さくらんぼで作るのが一番美味しい!とのアドバイスで、 アルベロクッキングス

モンテロッソの料理の先生☆サンティーナ・シェフ

<イタリア旅行記(2007年春・リグーリア&ミラノ)no.40> この日は、モンテロッソ・アルマーレ(Monterosso al mare)での、 仕込みのお手伝い・最終日。 3日間、お手伝いをさせて頂きながら、色々教えてもらったレストラン。 仕込みが始まるまでに、改めて、店内の写真を撮らせて頂きました。 神戸っ子としては、海を感じる空間は、やっぱり落ち着きます。 そして、リグーリア伝統料理を教えて頂いたサンティーナシェフと レッスン前に、記念撮影です。 この時、御年

ラ・スペツィアのメルカート☆~番外編~

<イタリア旅行記(2007年春・リグーリア&ミラノ)no.39> 広い、広い、ラ・スペッツィアの食市場・メルカート(Mercato)。 それぞれのブースを見ていて、途中、ふと気付くことがありました。 是非、お店の下を見てください。 そう!これらの店は、全部、トラックの荷台なのです。 冷蔵・冷凍を兼ねた荷台で、保存が必要な食材を、予めこの荷台に載せて、専用の牽引車で引っ張って、ここまで来るのです。 市場が閉まる時は、パタンパタンと片付けて、再び、牽引車で引きながら、荷台ご

ラ・スペッツィアのメルカート☆~魚介類編~

<イタリア旅行記(2007年春・リグーリア&ミラノ)no.38> 北イタリア・リグーリア州の第2の都市・ラ・スペッツィア(La Spezia)。メルカート(食市場)の最後は、魚介類編です。 弓なりの州に沿って広がるリグーリア海で、採れたて、新鮮な魚介類達が 並びます。 私が滞在したモンテロッソ(Monterosso)は、美味しいイワシが獲れる特産地。 見るからに新鮮で、ピッカピカ! このままフライにして、レモンをキュッと絞ってと、店先でも、お料理のイメージトレーニング

ラ・スペッツィアのメルカート☆~ハム・サラミ編~

<イタリア旅行記(2007年春・リグーリア&ミラノ)no.37> さて、チーズとくれば、次は、やぱりハム・サラミ。 お店によっては、両方扱っているところもありますし、ハム・サラミ専門店もあります。 ラ・スペッツィアのメルカートでは、両方扱っているお店が多かったです。 天井からは、色々なサラミが、ぶら下がってます。 皆様ご存知の、豚肉の生ソーセージ・サルシッチャ(Salsiccia)、 そして、トスカーナ地方でよく見られるブリスト(Buristo)も。 ブリストは、豚

ラ・スペツィアのメルカート☆~チーズ編~

<イタリア旅行記(2007年春・リグーリア&ミラノ)no.36> ラ・スペッイア(La Spezia)のメルカート(市場)は、本当に、大きくて、市場内でも、迷子になりそうでした。 今回は、私も大好き、チーズのブースを、ご紹介します。 1kg:11.5€(当時レートで、約1840円)。 さすが、イタリア!安いですね。 コロコロっとした砕いた塊を、赤ワインと一緒に、カリカリッと頂くのが、私は大好き。 美味しいのですよね。 日本でも入手出来るようになりましたが、イタリアに

食のメルカート☆到着!~野菜&果物編~

<イタリア旅行記(2007年春・リグーリア&ミラノ)no.35> 迷いに迷って、やっと到着した食市場・メルカート(Mercato)です! やっぱり、大きい! 3棟になっていて、奥には、チーズ・ハムなどの加工食品、さらに、その奥には、魚市場があるようです。 100m×50~60m、それ以上のスペースのように感じました。 早速、青果スペースから見学しましょう。 まず、目に留まったのが、 ウイキョウ(フィノッキオ:Finocchio)、トマト(Pomodoro)、 アンティ

ラ・スペッツィアの街並&青空市

<イタリア旅行記(2007年春・リグーリア&ミラノ)no.34> ラ・スペッツィア(La Spezia)に来た目的は、大きな食市場(メルカート:Mercato)見学。 早速、駅近くで場所を聞いて、市場に向います。 車の往来も激しくて、歩いていても、穏やかなチンクエ・テッレ(Cinque Terre)とは違うことがわかります。 「市場は、駅から、真っ直ぐ、真っ直ぐ、行った所にあるわよ」と、 言われた通り、歩いてきたつもりでしたが、広場から、何本も道が出ているこの辺りで、ど