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【試合前インタビュー】 #65 玉木祥護選手 ルーキーシーズンを過ごした京都ハンナリーズとの一戦
今週末はアウェイで京都ハンナリーズとの対戦。特別指定選手時代とルーキーシーズンを京都ハンナリーズで過ごした玉木祥護選手。思い入れのあるチームとの対戦に向かう心境を聞きました!
Q.特別指定選手とルーキー時代を過ごした京都への想い
プロになって最初のシーズン、右も左もわからない状態で浜口炎ヘッドコーチやチームスタッフの皆さん、何よりベテランの選手たちから多くのことを学びました。綿貫選手を含め、ベテラン選手が優しくしてくださって、プロとは何かということを行動で教えていただきました。こういう人になりたいと思えるような方々に出会えた場所です。片岡大晴選手(仙台89ERS)は体育館に来るときや練習後に、いつも大きい声で「おはよう!祥護!」と名前を呼んでくれました。元気に力一杯コミュニケーションをとってくれたことが印象的です。ベテラン選手にも関わらず、朝早くから荷物を率先して運んでくれたりする姿を見て、こういう人を目指さなければいけないなと思いました。
Q.どんなルーキー時代を過ごしたか
自分がルーキーシーズンの時に、同い年で大学時代にも対戦経験のある鶴田美勇士選手(アルティーリ千葉)がいて、ポジションも似ていたので負けたくない!と思い、休みなしでほぼ毎日練習しました。練習後のワークアウトやオフの日にも、体育館を借りて自主練に励んでいました。
Q.京都の皆さんにどんな成長を魅せたいか
ルーキーシーズンは、何をしたらチームのためになるのか、自分の強みさえもわからない状態で、周りについていけない自分に幻滅することもありました。足首の手術をしたり、悩みに悩んだシーズンでした。外国籍選手を相手にどうしても叶わない部分はありますが、外国籍選手よりもどういう部分で優れたらいいのか、どういう技術を身につけてプレーすればいいかを考えました。点を取ることだけが仕事ではなくて、チームのために自分に何ができるかを本気で考え始めたシーズンです。外国籍選手よりも速くピックに行くことや、いいタイミングで行くか、どれだけいいパスを渡すかなど、チームの流れになれる人間になろうと思い始めました。
Q.ベンチでの雰囲気作り、意識していること
ゲームの流れを相手にもっていかれた時に、ベンチまで沈んでしまったらそこから次に上がるのは難しいと思っています。周囲が、頑張っている人を応援したりサポートしないと、どれだけ頑張っていても人は孤独を感じると思うので、ミスをした時こそ声を出すように意識しています。悪い時ほど発信していかないと、勝てる試合も勝てなくなってしまうと思うし、背中を押してくれる存在が必要です。的確で、正確で、いいタイミングでアドバイスできることも素晴らしいことだと思いますが、それだけじゃないと思っています。「頑張れ」の一言だけでも背中は押されます。そういう意味では、常に騒ぎ続けてどれだけ悪い状況でも雰囲気を作り続けることが大事だと思っています。
Q.今シーズンの京都の印象
久保田義章選手とはルーキーシーズンに一緒にプレーをしていました。点数も取れて、最近も中心となって活躍している姿を見ています。外国籍選手も勢いがあり、能力のある選手が揃っているチームだと思います。マシュー・ライト選手も落ち着きがあってコントロールにも長けているイメージです。ポイントを抑えて相手のやりたいことをやらせないように戦います。
Q.京都のブースターさんへメッセージ
ルーキーシーズンを過ごした思い入れのある京都で、皆さんに元気な姿や試合で頑張る姿をお見せすることができればと思います。
Q.新潟のブースターさんへメッセージ
アウェイ戦が続いていますが、京都戦でいい戦いをして来週のホーム戦へつなげる結果を持って帰って来るので、ご声援よろしくお願いします。
🔻10/22(土),10/23(日)京都ハンナリーズ戦はバスケットLIVEでも視聴できます!
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