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ラッツ(1983)

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ラッツ(1983)
原題:RATS: NIGHT OF TERROR
製作国:イタリア/上映時間:98分

監督
ヴィンセント・ドーン(ブルーノ・マッテイ)
脚本
クラウディオ・フラガッソ
ヘルヴェ・ピッチーニ
キャスト
リチャード・レイモンド
ジャンナ・リアン
マッシモ・ヴァンニ
リチャード・クロス

ゲテモノ度:55​


◎ドブネズミみたいに美しくなりたい


クッソ汚い汚物と核で汚染された美しさのカケラも無い、クソッたれドブネズミがウジャウジャでてくるZ級ドブネズミ映画


監督はイタリア映画界の超☆カリスマ、ヴィンセント・ドーン氏!


あのヴィンセント・ドーンだぞ!

『ジョーズ96'虐殺篇』!!

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『食人族3』!!

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『アイランド・オブ・ザ・デッド 』!!

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サイコーーーーーーーーーーーー!!!


◎ドブネズミのあらすじ


核戦争後の荒廃した未来世界が舞台
暴走族のヒッピーみたいな主人公たちが食料を探して旅をしている場面から始まるので凄く壮大な映画かと思いきや劇中ほとんど小さい建物内でストーリーが展開されていく…
しかもその建物には地下で突然変異して人間を喰い殺すドブネズミが大量発生していた…!!

ぶっちゃけマッドマックスの亜流映画

+遊星からの物体XなどのSFホラー要素アリ

しかしいつものドーン監督と同じく

グロシーンだけは一丁前に本家超えしている😅

期待どおりのドーンワールド

◎マジモンのドブネズミ

映画内に出てくるドブネズミはなんと、ほとんど本物のネズミを使って撮影してるらしくリアル感あるが…

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うろちょろうろちょろ…💦

うろちょろしてるだけで襲ってる感じがしない

それなのに人間サイドがオーバーリアクションでドブネズミに驚いてるのでギャップがあって笑ってしまう…

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いかにも世紀末なヤツら

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まぁ家にゴキ出た時も皆こんな顔するよね…

なんという茶番劇😂


でも人間の死体は無駄にリアルで、そこまでするか…ってぐらいグログロだった(笑)

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もうグロはいいって…😅

◎いつものイタリア映画

時代考察もかなりテキトーで

世界破滅から数百年経ってるのにビデオゲームに詳しい人物がいたりする…(もしかしたら荒廃してるが電気は供給されてる世界観とか?)


あとカートラッセル風のクールなキャラが

いきなりヤケクソになったり、またクールに戻ったり…
キャラのブレが目立つが

逆に映画の因習を踏んでなくて結構良いのでは…?と思うように…(かなりイタリア映画に毒されてるかも)

◎五つ星のドブネズミ


ラストはドーン監督いつもの救いのカケラもない大バッドエンドなんだけど


これがかなり凄い


本当にめっちゃ凄い……

同じクソ漫画描きとして…嫉妬するレベル

とにかくこの映画の見所は

イタリアホラーならではのトンデモ大どんでん返し…!!

これだけで今までの茶番劇が全部清算されてお釣りが来るぐらいのインパクト!!!
余裕の五つ星である

◎衝撃の結末

※ネタバレ注意!!!

 





ラスト絶体絶命の時、地下に居住する者たちが救助に来て薬物を撒きドブネズミを駆除する

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なんというご都合展開…

主人公たちはその駆除隊に連行される

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その後隔離施設のような場所で目覚める主人公たち

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彼らに感謝を送る主人公たちだが…

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その救助隊員が…

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マスクをはずすと…


 

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ちゅーちゅーちゅー

なんと地下の人間は絶滅していて、代わりに

ドブネズミ人間が支配していた!!!!!


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ギャアァァァァァァァァァァァァァ?!!!!

自分はコレDVD買ったが、普通にレンタルにもあるそうなのでイタリア映画が好きなマイノリティの方々は必見の激ヤバゲテモノ映画!!!

ちなみにドーン監督作の中では一番面白かった‼️

以上ドブネズミ映画レビュー終わり!🦈


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