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賞金王の“日当”はハンガリーの年収と同じ!?

■賞金王の日当は、ハンガリーの年収並み

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2018、2019年と連続賞金王に輝いた今平周吾
2019年は日本ツアーの全日程・25試合に出場。発熱で棄権した「SMBCシンガポールオープン」を除いて全て予選通過という驚異的な安定感(優勝は2回、トップ10が16回、2位は5回)を見せ、1年で稼いだ賞金は1億6804万9312円でした。(2019年の今平の戦績↓)

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さて、これを日当換算してみましょう。
男子ツアーの1試合は基本4日間ですが、中止などもあったため実際にラウンドしたのは92日。
1億6804万9312円 ÷ 92日 =182万6623円!
ちなみにこの金額は、国別収入ランキング35位のハンガリーの平均年収に相当するようです…!(1万6140ドル、2019年OECD調査データより)。

ただ、こちらは単純に本戦の日数で割った数字。
移動、練習、プロアマを行った日数は換算していません。
加えて、移動、宿泊、キャディやトレーナーへの支払いなどの経費諸々も考慮されていませんのでご注意を。
それでも、「日当182万!」というのはかなり夢のある話ですよね。

■賞金女王、シブコの“日当”はもっと凄かった…!

次は日本女子ツアーの選手を見てみましょう。
昨年賞金女王の鈴木愛は、勝率28%という驚くべき数字を叩きだし、昨年稼いだ賞金総額は1億6018万9665円。

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同上の計算方法で見てみると、日当にして197万7650円!
ちなみにこちらは2019年の国別平均年収では34位と35位の間くらいに入ります。

そして、昨年海外女子メジャー「全英AIG女子オープン」優勝のシブコこと、渋野日向子を見てみましょう。

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日本ツアーだけでみれば日当151万円8550円
ただし、上記の海外メジャーの賞金を含めると日当214万8214円!
こちらも、鈴木選手と同じく国別平均年収では34位と35位の間くらい。夢のある数字ですね。

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2020年はコロナ禍で試合数が激減してしまいましたが、日本・海外ともに徐々に試合再開の流れになってきました。
2021年の賞金レースはどうなるのか!?選手たちの活躍に期待です。

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