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最近ボードメンバーで取り組んでいること

昨年、TPM市場に上場し、現在は次のステージに向けてもっとステップアップしていけるように目標をおいて、そこに向けた方針をもとに日々試行錯誤をしています。その一環として、今期からボードメンバーで取り組んでいることがあり、それについて書いてみます。

取締役や経営陣と呼ばれるメンバーの役割とは

去年に続いて今期も高い目標をセットして、そこに向かって経営陣一丸となってやっているわけですが、メンバーやマネジメントレイヤーは当然として、高い成長率を出していくには経営陣の成長も必須になります。

とはいえ、じゃぁ「取締役」だったり「経営陣」とか、「ボードメンバー」みたいなところに求められる役割ってそもそもなんだったっけ?というところから再定義をしてみました。

引用:https://switch.or.jp/board-director-operating-officer-329

参考にしたのはこちら
https://www.amazon.co.jp/%E5%8F%96%E7%B7%A0%E5%BD%B9%E3%81%AE%E5%BF%83%E5%BE%97-%E6%9F%B3%E6%A5%BD-%E4%BB%81%E5%8F%B2/dp/4862804144

書によれば、

要点

  1. 経営のプロとして会社成長を先導し、権限以上のリスクをとる

  2. 参謀であり統率者であり教育者であり改革者である

  3. 経営者との信頼構築をし、経営を前進する役割

とあって、要するに会社や事業成長のために解像度高く現場を理解し、成長に再現性を持てるように組織牽引してとるべきリスクをとる人たち。みたいな理解をしています。その上で、社内の誰よりもスピード感があり、長期的な視点で戦略や方針を組み立てられる。

で、経営トップがやることは経営陣含めた会社全体のリソースを最適配分して社会に付加価値を出し続けることだと捉えています。それを牽引していくのが、上記の経営陣。

そのためには、マネジメントや人の理解、マーケティングや事業企画の知識経験、プロジェクトを推進する力、会計財務の知識、情報収集能力、時代や流れを読む力、専門領域にプロフェッショナルであること、とか、色々な能力が求められます。

上場会社と非上場会社で違うこと

↑で書いた諸々の能力や経験は事業や組織拡大をしていくよりも早いスピードで得ていく必要がありますが、さらに上場企業である以上忘れてはいけないことがあります。それが、「資本市場」の理解。

引用:https://the-owner.jp/archives/7506

上場会社でも非上場会社でもそこに上下の関係はなく、どちらも同じ資本主義という仕組みの中で資本金を捻出して運営されている以上同じルールではあります。ただ、上場企業になると自分たちが知らないところで株式が売買されるようになり、当然株主が投資をする主目的は企業価値向上によるリターンです。

そうなると、資本主義の原則であったり、資本効率的な文脈を無視することは難しく、その会社を運営している経営陣は当然にここの仕組みを解像度高く理解している必要があります。

ちなみに余談ですが、海外の企業だと非上場であっても部長レイヤーが当然に資本効率を意識した対話や意思決定ができるらしいです。(なんかの本に書いてあったけど忘れました)

最近ボードメンバーで取り組んでいること

前置きが長くなりましたが、ここまで書いてきたようなことを踏まえて、今期ボードメンバー内の目標として立てたのが「上場企業として圧倒的なボードメンバーになること」であり、それに対して取り組んでるのが「毎週ボードメンバーが同じテーマをインプットし、それに対するまとめと中長期的に会社でやるべきアウトプットの提案をぶつけあう会」です。(目標が定性的であることについては議論の上であえて、です)

具体的には、1つの書籍や動画を同じ期間でインプットして、それに対する感想やまとめ、アクションを毎週共有してそこに対する理解を深めるような時間を作っています。

で、その一環としてnoteではその内容を少しずつ社外にも公開していこうかなと。それによって何が得られるのか、どういう変化が起きるのかはまだわかりませんが、大きな目標に向かっていくために共通言語を増やすことにつながったり、公開することで新しい視点が得られたりするのでは?ということを期待しています。

というわけで、ちょくちょくその内容を継続的に書いていってみます。ゾス

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