#1 マンガ:「テロール教授の怪しい授業」
「予防接種の証明がないと何もできなくなるよね」
自粛になってから、妻と話す時間が多くなり、積極的に知的な会話に務めています。
昨夜は、ちょうど「テロール教授の怪しい授業」の新刊が出たので、アメリカと中国のケンカから生物テロの話をしてみました。
私の論点は以下です。
・生物学的テロは、一気に全世界に広げられることが分かった。
・今後は、ロックダウンが簡単に行われる。
・ワクチン接種証明の有無で、入国、入学、イベント参加が規制される。
ここでは、私個人の考えとして、「テロリストとは、自分の主義主張のために、関係のない人間を巻き込んだ災害を起こす」と定義します。
生物学的テロは、一気に全世界に広げられる
感染した人間が国際空港に入った時点で、「感染」は全世界に拡散可能であることが、今回わかりました。
今後は、遺伝子編集の技術がもっと盛んにもっと簡単になるため、これまで炭そ菌などを用いたけれども局所的に終わっていた生物テロも、新たなウイルスなどにより簡単に、複雑に広がるとゆうことではないかと思っています。
爆弾や銃器は感知できますが、「潜伏期間の保菌者」は見抜けません。これだけ世界中への移動が簡単に盛んになると、宇宙以外では局所に留めることはできないのではないかと思ってます。
今後人々の生活は、国内や近距離での旅行や移動がメインになり、オンラインでのイベントが増えるのだとしても、スポーツなどはスタジアムの熱量も含めてスポーツだったりするので、完全に無くなることはないでしょう。
テロとしての感染は、一気に世界に広げられる。
一方で、イベントや企業をターゲットにする経済的ダメージを目的としたテロも起こせることがわかりました。
ロックダウンとも関連しますが、社会的なインパクトとしては「致死的」の方が強烈ですが、「感染性の高さ」がテロ的な観点としてポイントになると思っています。
今後は、ロックダウンが簡単に行われる
今回で、ロックダウンが有効かどうかは今後の検証が待たれますが、ハードルは確実に下がります。インフルエンザやひどい胃腸炎になるノロウイルスの流行などでもロックダウンになるかもしれません。また、ロックダウンがこの程度のハードルになるために、「感染拡大の可能性あり」だけで特定の企業や国に経済的ダメージを与えることができます。
あくまでも個人的な考えですが、潔癖傾向になればなるほど、特に子どもが感染に弱くなるため、自然に感染流行が繰り替えされそうです。
つまり、これまでにあるウイルスをいじればで十分で、大仰な致死的ウイルスの新開発は必要ないかもですね。
スーパースプレッダーとして追跡されなければ、逃げ切れますし。
ワクチン接種証明の有無で、入国、入学、イベント参加が規制される。
今後、世界的にワクチンで予防できる疾患は、「ワクチン接種証明」が必要になるでしょう。
イベントや移動、レストランは、料金が高い、少人数や個室を選ぶようになっても、日本以外の国では、「ワクチン接種証明」が求められると思っています。
ただでさえ、日本はワクチン後進国として非難されていますので、特に旅行や留学、Airbnbやフェス参加などは、ワクチン接種証明がないと厳しく制限されるでしょう。
一方で、「感情論を抜きにした、当たりまえのことをしている人たち」、つまり常識的なワクチンを接種している人だけと一緒になる確率が上がることも意味します。
私は妊婦の診察も行うので、大人になってからもキャッチアップ(ワクチンの追加接種)をしていますが、我が家の末っ子は違います。親戚も小さい子ばかりです。
安全性を高めるためには、個人としては「ワクチン接種証明」が義務化されたり、中国のように政府にがっちり管理されることも必要な部分はあると思っています。
さて、妻に話したのは、「今後の世界は良い方向に分断されていく」と思うとゆうこと。
気の合った仲間だけと暮らす世界になるかと思いますが、オンラインの活用が強制的に促進されたために、その仲間は世界中に広げることができます。
一方、分断された社会では、人は、立場の違いからテロリストにも英雄にもなります。
今後は、容易にテロリストになることが促進されたとも考えます。
テロは行うにいったった理由があります。
分断された社会のメンバーが、「何らかの被害者」もしくは「被害者意識がある」と感じる人々で、「こちら側に閉じ込められた」と感じるならなおさらです。
なので、テロを起こした場合、一方では「テロリスト」でも、もう片方では「英雄」になり、その傾向はますます強くなります。
まずは、「予防できる病気の予防」をしっかり行うこと、「人とのつながり」が最も大切ですね。
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