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【寄稿者募集】アンソロジー同人誌『サイバーパンクマガジン アイアイエー』第2号(仮)の制作について

概要

2023年5月に創刊したアンソロジー同人誌、『サイバーパンクマガジン アイアイエー』の第2号の制作、編集方針について紹介します。時期的な目標としては11月25日のAIけっと2に間に合うように完成、頒布することを目指しています。
この記事は寄稿してもらいたい方、寄稿を検討している方にミスマッチの少ない状態で原稿の制作に取り組んでもらえるよう、ビジョンや活動の内容を説明することを主眼として執筆しました。

第1号について

第1号(2023年5月号)は寄稿者のバターン檜山さん、ひでシスさん、上梓ステレオペイさん、いとととさんの協力をいただいて、2023年5月に完成、コミティア、文学フリマ、AIけっとにて頒布しました。
AIの天皇が暴走する檜山バターンさんの漫画『AI子天皇』や、ひでシスさんの評論『生成AIを企業において実際にどのように活用しているか』など、面白くて幅のあるコンテンツが集まり、物理書籍版のみで49部の売上を達成しました(2023年9月時点)。
第2号ではコピー誌であることに起因する見栄えの悪さなどの課題に対応しつつ、変化の激しいAI関連界隈の情勢などを踏まえた上で新たな制作方針を策定し、より良い同人誌を作ることを目指していきます。
第1号の電子版は以下のリンクから購読できます。kindle unlimited会員の方は無料で読めます。

刊行の目的

生成AIをはじめとする新しい技術を用いた新しい表現と思想の模索、情報共有、提案。AIなどの新技術を用いた実験的、前衛的な表現と思想を提示する場とします。
基本的には金銭的な利益を追求することではなく、各寄稿者や企画者(アラスカ4世)の表現したいことを表現し、それを然るべき人たちに届けるのが目的です。
ただし関係者間でなるべく活発に情報を交換し、それを実利に繋げていくのは良い事だと思うので、できればそういう流れを作りたいです。

想定する(寄稿者を募集している)コンテンツ

・AIなどの技術のあり方や技術と人間、社会との関係などをテーマにした評論、小説、エッセイなどの読み物
・生成AIなどの新技術を活用した、もしくはテーマとしたイラスト、グラフィックアート、漫画など
・特定の体験や技術、事例、出来事などを紹介する読み物
・まだ誰も見たことがない、誌面で表現可能な形式の新しい表現
寄稿者様の希望を汲み取りつつ、文章と漫画やイラストがある程度ずつ混在する雑誌を目指します。

発表形式

A5サイズ、右開き、カラー印刷の雑誌をオンデマンドで印刷し、11月25日のAIけっと2、12月3日のコミティア146、12月30~31日のコミックマーケット103に出展、頒布することを目指しています。これ以外にもkindleでの電子版の公開や、2024年以降の同人誌即売会での頒布なども行う予定です。

寄稿者の募集

基本的には私が作者の皆様に声を掛けて寄稿者をスカウトしていく方法を採用していますが、この記事を読んだ皆様の応募もお待ちしています。私のTwitterアカウント(https://twitter.com/alaskanbookmark)に"【アイアイエー寄稿希望】"という文言から始まるDMを送ってください。

応募の場合には合同誌にマッチした内容の作品を作る能力と意思がありそうかどうかなどを評価する選考プロセスを実施し、寄稿をお断りさせていただく場合があります。ご了承下さい。

募集要項

以下の内容は暫定的なものなので、変更する可能性があります。
形式
・A5サイズの紙に印刷可能な画像(漫画を含む)または文章
・4~12ページ程度の長さを推奨します
・原則的に縦書き、右開きで制作します。非推奨ですがなんらかの理由があれば横書き、左開きの原稿にも対応可能です。
・締切は11/25のAIけっと2への出展を想定し、11/10ごろを予定しています
・「R18」かつ「実写」の画像作品の場合、コミティアなどの規約に抵触してしまうのでそれに近い内容の表現に関しては応相談です
・日本国の法律に抵触しない作品にしてください。法的なリスクを負ったり、他の寄稿者にリスクを負わせたりしたくないので。

内容(必須ではないです。できればこういうものを作って欲しいです)
・「サイバーパンクであること」(ファジーな感じでお題を提示しつつ、多様さとテーマ性を両立させた誌面を作りたいと考えています)
・AIやVR、IOTなどの情報技術の革新やそれによる社会や人間心理の変化になんらかの形で影響を受けた作品
・新しい表現のあり方を提示しうるような作品
・尖った作品。己の欲望や表現欲求に忠実な作品
・AI生成画像について:今回は破綻した画像やコンセプト性の強い画像、実験的な画像など、非主流的な画像/イラストの寄稿者の募集、および筆者自身による作品の制作に力を入れてみたいと考えています。他の寄稿者様の意向や制作状況などに左右されるかもしれませんが、そういった作品を発表する場に興味のある方はぜひ声を掛けてください。
・それ以外のAI生成画像の寄稿も基本的に歓迎します。

閲覧注意)下のリンクは破綻した画像の作例です。

前号からの変更点

・前号はコピー誌でしたが、今回はオンデマンド印刷を行う予定です。
・前号は原則として横書き、左開きを推奨していましたが、今回は縦書き、右開きを推奨します。

アイアイエー編集部は、多くの人を巻き込みつつ刻々と変化していくAI関連の社会情勢や表現のトレンドなどに合わせて、価値のあるコンテンツや表現の場を提供し続けていきたいと考えています。よろしくお願いします。

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