「困難という壁に近づきすぎない」

人生、時には困難にぶつかる。いや、困難だらけかもしれない。
ある人がこんなことを話していた。

「困難という壁には近づきすぎないほうが良い。一人で無理してよじ登ろうとすると崩れ落ちて死んでしまうかもしれない。崩れてきたときに逃げられずに巻き込まれてしまうかもしれない。適度な距離を保ち、その場でできることをして待つ。そしていつかふと霧が晴れたり仲間が現れたり、あるいは壁にいつの間にか穴が開いてたりして、いとも簡単に通り抜けられる時がくるものだ。」

とかく歯をくいしばって単独登頂を目指さなくてはいけない、と思い込みがちだが、その困難の壁によってはそれが裏目に出ることもある。
かといって初めから簡単に超えられる「柵」くらいのものですら見えた瞬間に動くのをやめてしまう、というのも違うだろう。
困難の壁がどの程度なのか、見極められるその判断力が大事、その判断力を養うためにはある程度壁に上ってみる経験や知識が大事だ。


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