想いのない事業に手は貸さない。
先日知人からとある商品の販促についてアドバイスをもらえないかと連絡があった。
ある会社の社長が、本業とは全く無関係のある商材について、なんか儲かりそうだと思って商品化を決定したらしい。しかし社内にその分野に詳しい人間もいないので、知り合いを通じてできそうな人を探しているという。
知人はその会社の人から相談を受けて手伝うことになったらしい。しかし商品の良さは多少は話せるものの、それが何のために、どんな想いで始められたものなのかは何も知らないし、語ることもできない。ただ、なんか良さそうだし当りそうだから始めたらしいよ、ということしかわからない。
当然、即座に関わるのを断った。知人にもやめとけと伝えた。
なんか流行ってるからとか、なんか儲かりそうとか、市場分析してここが伸びてるとか、そんな理由で始めた新規事業は絶対にうまくはいかない。
もちろんそれでうまくいったビジネスモあるのかもしれない。
しかし誰のためなのかもわからないような、「想い」のないビジネスに私は手を貸したくない。
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