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日本についてなんとなーく思うこと(ふわふわ論)

なんかいい暮らしはできてるけど,なんとなーく希望を持てない日本,世界での存在感が昔と比べるとだんだーんと落ちてきてる日本.政治や経済は仕方ないにしても,そういうことじゃなくて.それ以外のことで自分たちの暮らしや作り出した文化やもの,雰囲気や空間,イベントとかについて,「日本の,私たちの,こういうところってなんだかいいよね!」と思えるような,日本と結びついたフワッとポジティブなイメージがあったらいいな.

別にただの一人の人として帰属とかを環境とかを気にすることなければ,世界で自分の好きなように好きなところに行けば,あるいは日本にいても日本のことを気にしなければいいだけだけど,そうするのは難しいなと思うくらいには日本というものが自分に影響を与えてしまっている.自分の中の一部は日本というものが構成している感じ.日本とアイデンティティが結びついている限り,日本はよりしあわせであってほしい.なんかよくわからないけど,家族に対して幸せであってほしいと思う気持ちに似ているような感じ.生きる幸せと日本が結びついたら良いってことなのかもしれない.自分だけではなくて, だれもが.

ハレの場で日本のものがたくさん出てきたらいいのかな〜.それをみんなで共有して,海外の人が「なんかこれいい!」を言ってくれれば,日本のそういうフワッとした「なんかいいところ」が日本人の中でも段々と輪郭がはっきり掴めるようになって,日本のなんかいいところをみんなの意識として「日本のなんかいいところ」として共有できるのかなあ.経済,技術とかわかりやすいものではなくて.

日本のそういう内面的な「いいよね」の部分について,最近海外で本がたくさん出ているようなので,それの日本語版を逆輸入してみるのもいいのかな.というか自分で読んでみよう.

日本について,日本のよさがあるのはなんとなくわかっているけど,その良さを掴みきれていないような感じがある.ふわっとさせておくのもいいけど,もう少し輪郭はくっきりとさせておきたい.

政治やら経済やらというよりも文化とか人とかの話題で,日本に関して世界の人の心の中での日本に対するイメージや感情がパッと明るいものになるものが出てくるなり,今あるものが将来的にそうなったりしていったらいいなあ.

デザインでも風景でもコンテンツでも風習でも考え方でも,みんなの心を楽しくパッとなるようなイメージを持つ何かが日本から出てきて,そういう場所でつっぱしって,みんなの心の中にその明るいパッとしたイメージが日本に結びついて出てきたらいいよなあ,なんて誰なんだかよくわからない視点で思ったりする.

国の考え方を代表するような共通の言葉なのかな,そういうものってって.アメリカだったら自由,革新,機会,資本主義みたいな.企業でいうビジョンミッションバリュー的な,そういう人の根底の考え方を作るような国の言葉が必要なのかな.

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