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映画記録「Close」

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

11/7 に大学のmovie night 企画でCopenhagen棟にて視聴。

概要

“You are much more beautiful than the rest. You are special.”

With summer drawing to a close, inseparable 13-year-old best friends Léo and Rémi idle away the rest of the holidays before school. It is as if the friends share an unbreakable brotherly bond beyond their comprehension. However, when the boys' cloudless friendship catches the attention of their schoolmates on the first day of school, mean remarks put Léo and Rémi's close relationship to the test. After that, nothing will ever be the same again.
Lukas Dhont's second film is an emotionally transformative and unforgettable portrait of the intersection of friendship and love, identity and independence, and heartbreak and healing. It is an achingly poignant tale of the end of a childhood friendship that will leave you speechless.

Awards

Close premiered at the Cannes Film Festival on 26 May 2022 to critical acclaim and won the Grand Prix, specialized critics praised the performances. The film was nominated for the Academy Award for Best International Feature Film at the 95th Academy Awards. It also won the André Cavens Award for Best Film by the Belgian Film Critics Association. At the 12th Magritte Awards, Close received ten nominations, including Best Screenplay for Dhont, becoming the most nominated film of the ceremony.
“A gorgeous and tender tale of childhood friendship”

–The Telegraph
“An exceptional film of tremendous empathy and vision”
–BBC

参考
https://www.tilburguniversity.edu/campus/studium-generale/film-close

感想

すごく良かった.見て良かった.ちょうど今の自分が映画に求めていたものがあった.たくさん人の心について考えさせられた.つらくなったり嬉しくなったり共感したり.久しぶりに味わう感情になった.

メモ

映画を見ていたらあれこれ考え始めてしまったのでそのままメモ。内省。

語れないと脆くなる。その弱さを見せないと真の心が弱ってくる
想いを語り合わないと、正直な言葉で心がつながらないと、依存する。場を複数もつこと。そこにいないと、触れていないと、言うことを聞いてくれないとつながりを感じることができなくなる。
外に出て得たものを持ち帰って貯めて、囲いを固めて出ていく生き方の自分。なんか時間もったいないかな。
依存したくない、されたくないという独立心の芽生えによる探索の開始と、新しい場の発見、創出、安心、経験、成長。
スポーツを通じた,ゲームとしても人としても自分としてという意味でも,男性的な人間的な闘いの世界とその楽しさの理解と実践。戦いと友情。ぶつかり合える安心感。
モヤモヤを言語化できないと、共有できないと、理解できないと、その心の重しがますます重くなっていく。言語化力と正直に話せる場、絶対的な安心感ををもたらして正直に話せる場所。
人間として自然なアグレッシブな振る舞いで話す時間と、ときには心の底を素直に語り合い、共有する場所と時間の大切さ。それがみんなに強さとつながり、安心感と帰属感をもたらす。つながりと帰属感が人を強くして、さらなる探索をうながす。日本人の内向きさよくない。
なんも関係ないけどホームスクーリングの増加とアメリカのマイルド化。アグレッシブさを学べる環境はあるのか.アグレッシブさ変わらないのかな。
視線はかたる。語りたいこと、わかってほしいことがあることを伝える。それに気づいて語らせる。
二人の根底にある悲しさ、共有したいわかり合っていることを確認したい悲しさからくる目線の合う時間。そして心を語り合うことで気持ちを理解し合い、つながり、心を楽にする。
Noteに書いて、心の底の部分を掻き出しているのか。
心の苦しみがきつければきついほど、言葉にできないほど、言葉にできない苦しみから身体を傷つけ、苦しみをわかるものに置き換えようとする。
溢れるエネルギーの発散として、つながりあえる、みんなが発散できる、場、くらぶ。
今の気持ちを受け止めてくれる人を求めても、そこにいない辛さが寂しさなのか。辛い気持ち、寂しい気持ち、嫌な気持ちを話して、わかってもらって、弱った自分をその場で抱きしめて安心感を与えてくれる人、弱った瞬間に心と身体の深いつながり。安心感。いつもそこにあってほしいハンモック。
心の中の葛藤、つらさ、でも絶対に自分でしかわからない、伝えることができないつらさだから泣く。そしてつらいことをつたえる。言葉にできなくても表情や振る舞いが葛藤と悩み、辛さを抱えていることを伝える。そして、辛さを抱えていることを解れなくても「つらいんだね」と、「辛さを抱えた自分」全体を包み込み、共感し、わかってくれるという意味の大きさ。母性。友情。

家に、映画用の部屋、思ったことをスマホで書きながら見れるような映画部屋があったらいいな。

映画の映像の全体的に暗くて暖色っぽい感じいいな

みんなで頑張りたい。みんなで苦しみたい。みんなで同じ方向に向かいたい。みんなで達成する喜びを味わいたい。なかま、家族、友人と気持ち、心がつながっている喜び。感情を共有する喜び。

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