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WGP2019に行ってきた話

今年も始まった世界大会「Shadowverse WORLD GRAND PRIX」。2017年の第1回から毎回現地観戦していて今回は埼玉県大宮市のソニックシティとやら施設で見られるとのこと。観戦しに行くべく深夜バスとUターンラッシュ対策の帰りの新幹線の指定席、そして1泊してのんびり帰るためのを宿泊施設の予約を入れてソニックシティへと向いました。

東京駅から30分ほどで到着。なかなか近かった。周辺に来た後どこから入るのか迷いました。

会場の様子

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ステージ。六角形の穴から選手は入場する。下の縦長画面は画面の後ろにある対戦ボックスに入った後の選手の表情を映す画面。

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拡大したもの。選手はそこの扉から入る。

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左右にもスクリーン有り。

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天井を見上げるとでかでかとロゴが。

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大会終了後には文字が出たものが(陰で一部字が消える)。

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RAGEでもそうだったが、会場外にはトーナメント表が。

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カードのボードも通路脇にありました。

試合感想

準々決勝1 (Tabata vs yoyo) 1-3

ホール入場が遅れたため、現地では3バトル見られなかった。厳密にいえばスマホから見られたのだが、スマホ用のイヤホン変換コネクタをもっていかなかったので音が聞こえる状態で試合が見られなかった。たばたが対ドラゴンのためのアマツエルフに執着してたのを見透かされたのか、ドラゴンを最後まで取っておかれてしまった感があった。

準々決勝2 (pazuu vs sasamumu) 1-3

sasamumuが自分の好きな自然エルフ持ち込みでカーバンクル入りはどう働くのかは気になったが、特に足を引っ張ることなく戦えた感じだった。相性の都合かpazuuの唯一のロイヤルを見ることできずに大会を去ることになってしまったのは残念。

準々決勝3 (ZeNX vs Tsubaki) 3-2

今大会のグランドファイナル初の海外勢対決。「影の呪いのダメージレースで有利に立ちたいので、イアンのドレイン対策にフォロワー自滅させますね」→「じゃあこちらもフォロワー出しませんね」や「クルト+黄金の鐘での一方的な盤面全滅は嫌なのでミルフィ進化置きしてクルト有利トレード潰しますね」という普通は神(観客・解説席)の視点でないとできないような高度の戦いが相次いだ。

4バトル目終わった後で食べるものが欲しかったので一旦席を離れたが、5バトル目の歓声で「これはアマツのパーツそろってZeNXが勝つんだろうな」と思った。そして勝った。

準々決勝4 (AzuruCloud vs jupi) 2-3

優勝者予想に投票したAzuruCloud。理由は自分の使っている自然エルフとほぼ同様のリストを持ち込んでいたから。一進一退の戦いだったものの、アマツの4ダメージ×5体のドブン回り、カラトを絡めて広く盤面を作られて返しきれずで敗退。ここでjupiが負けると日本人選手絶滅で知ってる人がいないから応援に困る人が出るのだが、自分は優勝予想の報酬がなくなったので複雑だった。

準決勝1(yoyo vs sasamumu) 0-3

ここにきてまさかの3-0決着。2バトル目でyoyoのアマツエルフがクルトで吹き飛ばされたり母なる君でいいように処理されたりの裏目展開が続いて、3バトル目も裏でオムニスが控えている前でアイリーネを置かれて「盤面ロックすると進化2回行動のアイリーネで攻撃しますよ」との恫喝盤面になすすべなし。sasamumuから痛恨の返しを食らうたびにワイプで頭を抱えるyoyoの精神が心配になってしまった。

準決勝2(ZeNX vs jupi) 0-3

またも3-0決着。1バトル目は自然ビショップでどんどん攻めたてていたZeNXも残ったアニエスが1コスト高かったがためにスムーズにとどめを刺せずに負け、2バトル目はカードの引きが悪くてパッとしない動きが続き負け。

そして、3バトル目はティスタのデッキ外で手に入ったフォロワーに+1/+1の効果と神鉄圧錬法との組み合わせで逆転勝ちに気か付かず試合終了。前の試合で何が起きてもZeNXが全く動じなかったが、負けだと思って腕を広げたり、後で気が付いて急に動きが多くなったりしたのは強烈に印象に残った。自分の持ち込んだカードでこのミスはローウェンと違って悔いしか残らない。

重大発表

埼玉県知事挨拶。校長先生のあいさつポジションの時間なのだが予想以上に歓声を浴びてた。

RAGEの大友登場。来年のRAGEの春大会でDTCG同時プレイ人数でギネス記録狙い。1タイトルだけで6000人集まるだけでも驚異的なのに(EVOの1タイトルよりも多いのでは?)なぜギネス申請しないのかと思ったら、ここでしてきたかと。福沢も思わず「ジャストミート!」その他、プロリーグの年間王者戦の開催について。

みんな大好き木村登場。アニメ化第2弾告知。かっこいい映像にみんな興奮。キャラクターの設定も王道的。ルシアの「対戦相手を引退させる」について木村「『負けたら引退する』って言ってる人がいるのでそういうことでは?」。んなわけねーだろ。その他、チャレンジ版グラマスのチャレンジマスター、グランドマスターの仕様変更、ユーザー大会モード、コラボイベント2件など。

決勝(sasamumu vs jupi) 3-2

福沢の導入、決勝前映像ときて試合開始。後半からのワイプ画面のsasamumuの姿が印象的だった。3バトル目のリーサル逃し、そしてトップミルフィ+アニエスでのかろうじての勝利、4バトル目の優勝へ自分を鼓舞しながら(ミス防止の声出しかもしれない)作り上げた盤面で圧倒的に勝ちながら、返しのターンでjupiの勝利を願う会場絶叫の中引かれた神鉄圧錬法で逆転負けを食らって頭を抱える姿、5バトル目の安息の領域出てる中、ジェネシスドラゴン+影の浸食で勝とうとして「ちょっと待て」と落ち着かせる姿、異国の地でミスをしながらもどうにか勝ちをつかもうとする姿は実に人間味があった。もしあのままジェネシスドラゴン出していたらアニゲーVIP速報あたりで煽り記事でも出されていたことだろう。

sasamumuの話ばかりだったが、もちろんあの言葉も。「10PP!今年は10PP!」興奮と笑いをもたらしたこの実況は前年の世界大会が有名だからこその言葉でもあるんだなあ、と。

大会で良かったところ

●実況解説はいつも通り盛り上げてくれたところ。シャドバ甲子園の司会経験はあるとはいえ、シャドウバースをそれほど知らないであろう福沢も『アメリカ横断ウルトラクイズ』や『高校生クイズ』など大会の司会経験が多いので何ら問題はなかった。

●当日の映像まで絡めて決勝戦の開始前動画の演出に使ったところ。

●決勝前に関係者の各種挨拶と重大発表をして、より多くの人に見てもらうように仕向けたところ。この時期になるとやってる来年からの新情報発表のShadowverse NEXTも単独でやらずここに入れたのは好判断。この後に流す決勝前動画作成・チェックの待ち時間としてもあったのだろうが。

●現地に来た時にもらえるものが豪華で嬉しかったところ。朝と夕方に現地の係員に端末で操作してもらえば、最高第15弾カードパック30枚+特別なカードスリーブがもらえた。

大会で悪かったところ

●「埼玉県民はソニックシティに行けばいい」と言わんばかりに平日にもかかわらず人が殺到したため、8時30分に入場して物販で買い物した後、端末操作してホールに入場するまでに4,50分ぐらいかかったこと。1回戦第1試合の途中、スコア表示や勝ち抜けデッキの表示かおかしかったためか、調整で試合が中断されていたため第1試合の最後は見られたが、スムーズに進んでいたら第2試合も頭から見られなかったかもしれない。

●上に書いたとおり、人が殺到してホールに入るのが遅れたので開会式を見られなかったこと。グランドファイナルまで上がった選手の側も「あれ?人少なくね?」とか思ったのではないのか。

●大会後半から入場規制がかかったため、会場としては容量オーバーだったかもしれないこと。ソニックシティのホールには2階席もあったが、今回は運営関係者用にしてあったのか使われなかった。幸いにも会場特典は朝は1時間延長、夕方は閉場まで延長していた。助かる。

●ホールの座席は座り心地は良かったが、足を延ばしづらかったので休憩時間でたまに立ち上がってすっきりさせないとつらかった。

帰り

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1泊した後川越に行きました。小江戸と呼ばれているそうで、高橋邦子が毎回無茶苦茶な話を作ることでも有名な土地ですね。蔵造りの街並み見たり、ごはん食べたり、お土産にお菓子を買って帰り、時間がまだ余っていたので秋葉原の中古ゲーム屋のスーパーポテトに寄ったりした後(年末休暇を利用して日本に来たのか外国人が多かった)、東京駅に戻って夕飯を食べて新幹線に乗って家に帰りました。

平和都市宣言

高橋邦子に負けずに平和宣言都市頑張ってほしい。

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