私の生い立ち vol.2 Part.2

こんにちは。UTeS所属亜蘭です。
今回の記事は、私の中学校時代後編に関するお話です。

Part.1では、セミプロ(?)となったところまで書きましたのでその続きをつづっていきます。

自分でチームを作る

 FORTNITEを始めてチームを転々とする中で、チームの終焉に何度か立ち会いました。
その中で、多くの出会いに恵まれ、また、別れも経験しました。
「終わらないチームが欲しい。」と強く感じました。
そして、自分でチームを作ることにしました。

発足

 前回の記事の通り、私はゲームが強くありません。
でも、強くなりたいという思いは人並みにありました。
そんな人同士でチームを組めればいいと思っていましたが、幸運なことに強いプレイヤーがチームに在籍してくれました。
(実際にそのプレイヤーは、のちにプロチームとなるアマチュアチームのトライアウトに合格するという実績がありました。)
それを皮切りに、その人に匹敵する強いプレイヤーが集まってくれました。
(チームの実績は、Stage:0本戦出場×2 , 公式大会賞金獲得×複数 という感じなのでそこそこ強かったです。)
そんなチームメンバーに囲まれた私ですが、確かに上達していたものの、追いつくことはできませんでした。
今思えば、努力の仕方を間違えていたのだと感じます。

逃げるように裏方へ

 自分の弱さに引け目を感じた私は、逃げるようにチーム運営に注力しだします。
とはいえ、所詮はアマチュアチーム。
在籍しているメンバーも、私も学生。
できることは、特にありませんでした。
唯一できたことは、画像編集と動画編集。
プロモーション活動を自分なりに頑張っていました。
実際はそれにより練習時間が減って、残ったものは引け目だけでした。

終幕の時

 そんな中で、私は中学三年生になります。
高校受験を控え、FORTNITEに使える時間は限られてきます。
一度チームをメンバーに託そうと決断し、チームから退くことをメンバーに相談しました。
しかし、私には焦りがありました。
ただ勉強しているだけでは、チームに戻れない。
そう感じて、規模間の大きな別のチームで画像編集を鍛えようとしていました。
あくまで、画像提供をする部外者として。
やり取りに齟齬があったのでしょうか、大々的にチームの加入が宣言されてしまいました。
元のチームメンバーからは裏切り者として拒絶され、受験が終わっても戻ることはありませんでした。

得たもの

 画像編集の修行のためのチームも、すぐに崩壊してしまいました。
FORTNITEのコミュニティを失った私は、勉強に集中することになります。

 中学生がeSportsに取り組んで、得たものはすごく多かったと思います。
第一に、少し大人になれました。
ネットでは、実年齢がいくつであろうと子ども扱いしてくるような人はいません。
バックグラウンドにかかわらず一人の人間として、リスペクトを持って関わる経験を通じて、大人な考え方が身についたと思っています。

他には、コミュニケーションの難しさを感じました。
学校でも学べることでしょうと思われるかもしれません。
確かに、一部に焦点を当てればそうとも言えます。
しかし、学校では学べないコミュニケーションの一面もあります。
学校というのは、自分たちで考えるよりもずっと閉鎖的で地域的な共同体です。
もし、一回話す機会、友達になってもらう機会を無駄にしても、明日またチャレンジすればいいだけの話です。
また、苦手な人がいてもその人とまったくかかわりを持たないというのは難しいです。
一方、インターネット上では一度機会を逃してしまえば、もう一度がある方が珍しく、苦手な人がいたら関わらなければいいだけの話です。
そのような環境で重要になってくるのが、第一印象です。
この第一印象をできるだけポジティブに与えるコミュニケーションが、学べたと思います。

少し中途半端な感じもしますが、以上で中学生編は終わりになります。
次は順当に行くと高校生編なのですが、特に面白くもないので飛ばして自己紹介と現状の話になるかもしれません。
この記事もご愛読ありがとうございました。


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