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神様のなさることは、時にかなって美しい。

夫が受洗しました。
予想していなかったので、その意志を初めて聞いた時は本当に驚きました。
そしてこんなに嬉しく感じる自分にびっくりしました。
やっぱり嬉しいのじゃないの、私。分かち合えるってやっぱり嬉しいんじゃないの。
互いに向き合うというより、互いが神様の方を向いている感覚でしょうか。
お祈りを言い合えたら、きっとまた嬉しいでしょう。
むしろ、夫の方が、食事の前などお祈りをちゃんと口に出しています。
私はすぐ、いただきま〜す、になってしまいます。
いつか、言います。
言葉は神様ですから。
……聞こえる言葉はますます神様を覚えます。

まだ、夫にスリッパをプレゼントしていません。
あした、買いに行きます。
私のスリッパを買ったお店、まだやっているかしら。


夫の心の中はわからないこともたくさんあります。
わからないことがほとんどです。
どんな形なのか、どんな固さなのか、夫の反応から予想することしかできません。
ですが、とてもいい人です。
愛情深いです。
しかも今、神様に頼ることができます。穏やかです。

2020年10月に私が受洗するとき、さようなら、という言葉が胸にのぼってきました。緊張気味で、興味津々の子どもの顔、私の受洗を受け入れようとしている夫の顔……
夫が受洗した日、はじめまして、よろしくね、という気持ちがわいてきました。
ずっと同じ家で暮らしていたのに、不思議と。
自分の受洗のとき息子が、「今日ママはイエス様の大きな胸に飛び込んだんだね。」と言いました。忘れられない、息子の言葉です。でも「そうだね!」と答えたけれど、新しい命に生まれかわることを、自分のときはあまり分かりませんでした。
今年のクリスマスイブ。すごく嬉しい日だったんだということを、夫を見て覚えました。

同じ神様を信じて生きていく。
頼りない私に神様がプレゼントしてくださった、信仰、希望、愛、です。


写真は、牧師さんの奥様が手作りしてくださったケーキ!
絞り出したクリームの小さな一山ごとに愛を感じます。大感激で家族で食べました。

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