フランスのSIMカード『free』

パリ在住ほやほや、58歳で単身パリ移住した村山です。

今までの渡航では日本で契約したレンタルWiFiを通信手段として利用していました。

「重たい」「高い」「フライト時間の料金が無駄」とデメリットもありますが、娘と2人、スマホとパソコンと利用するなど単独スマホのみの利用ではないケースが多いので利用していました。

今回は現地で利用するフランスのSIMカード『free』についてご紹介します。

短時間でも通信手段がないと困ること

フランスのSIMカード『free』は空港で購入できないデメリットがあります。

短時間でも全く通信手段がない状況はどうしても避けなければなりません。

●日本の家族に搭乗を連絡と到着の連絡
●フランスの大家さん、空港からアテンドをお願いした方への搭乗と到着の連絡
●空港からアテンドをお願いした方と空港内での待ち合わせの連絡

「飛行機に乗った」「パリに着いた」「今ここにいる」これだけを伝えるのですが、通信手段がないと本当にお手上げです。

「日本から短期のフランス用SIMを用意する」

当初はそう考えましたが、フランスのSIMカード『free』がお得感満載なのでこの選択肢はなくなりました。

空港での通信手段

どの空港にも今時は無料WiFiが利用できます。

できますが、非常に通信が不安定です。
今までの経験で中東の空港は繋がりが良かったですが、羽田も成田もCDGも利用者数が多いので無料WiFiの通信環境は想像できると思います。

幸か不幸か、今回はあまりの閑散ぶりで無料WiFiがサクサク動く皮肉。

日本とフランスの空港で必要な連絡は空港の無料WiFiで無事に解決しました。
今後状況が変わり、渡航者が戻ればまた別の対策が必要かもしれないですね。

個人旅行は、とても些末なことを自身で解決してゆく必要があります。

『free』自動販売機設置場所

アテンドの方と無事に合流し、空港から一番近い『free』自動販売機へ

前回の投稿でもお伝えいたしましが、空港に一番近い（車で10分）大型ショッピングモール『AEROVILLE　アエロヴィル』

『free』自動販売機設置場所一覧
https://mobile.free.fr/couverture/borne_interactive.html

『free』の購入に必要な情報

自動販売機から購入します。
店舗にはスタッフさんがいらっしゃいますが、英語ができるとは限りませんが、自動販売機は英語対応です。

容量によって値段が変わります。

操作は至って単純ですが、購入に必要な情報入力があります。

フランスの住所（郵便番号）※ホテルなど滞在先可能
メールアドレス　※ID、passwordがメールで届きます
※事前に「SIMロック解除」が必要です

私は、1ヶ月12.99€（初回はカード料金＋10€）を選択しました。
明らかに日本より安い。

インターネット：4G/80GB、通話とメールは無制限
フランス、ヨーロッパ圏内、フランス領利用可能

2種類あるSIMカードサイズはスタッフさんにスマホを見せると購入するカードの種類を教えてもらえます。

電話番号は複数の中から好きな番号を選べます。

支払いはクレジットカードのみです。

『free』の設定

購入完了するとSIMカードとレシートが出てきます。

そのレシートに設定に必要な情報が全て記入されています。

SIMカードの差し替えに必要なピンは店舗にあり、スタッフがそこまでは対応してくれますが、「僕たちはお客様のスマホに触ってはいけない」からと設定は自分でしなければいけません。

SIMのアクティベート

カードを入れ、PINコードを入れると一瞬で繋がります。

念のためAppleIDとパスワードは紙に控えていた方がいいです。

登録したメールアドレスにfreeからレターが届きます。
そこに記載されたアドレスから利用状況が確認できます。

1ヶ月間利用でカード代金が入っても日本円で3,000円しません。
一週間以上でスマホのみ単身滞在でしたら日本からのレンタルWiFiよりお得だと思います。

ヨーロッパ周遊でした間違いなくお得です。