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仕事用ノートにモレスキンを使い始めた

パソコンを使った仕事をしているが、アナログのノートやメモが欠かせない。
個人的にパソコンは清書を置くものという認識で、その過程の思考やアイデアを出すのは専らアナログのノートの上である。使う道具は気分に合わせて色々だが、たいていA5のノート、そしてボールペンである。
ノートがA5なのは大きさがちょうどいいからである。仕事用のパソコンを置くと机の上はいっぱいなので、大きいノートは使いづらい。しばらくリングノートを使っていたが、最近再びモレスキンのラージサイズに戻ってきた。理由はハードカバーなので机の上でなくても書きやすいということと、ページ数が多い点である。
再び、というのは何年か前に使ったことがあったからだ。世界には他にも優れたノートがたくさんあるので、それらを試しているうちになんとなく忘れていたのだが、この度復活である。予備も含めて2冊買ったが、半年経ってもまだ1冊目が使い終わらない。

ボールペンは普段フリクションとかゲルインキのものを愛用しているが、モレスキンを使うようになってから海外の安いボールペンが欲しくなった。
ペン先の細い日本製のペンは細かい文字を書きやすいのだが、質がよくない紙だと書きにくいというデメリットがある。紙の繊維がペン先に引っかかるので、極細ペンはしっくりこない。そこで海外製の安い油性ボールペンを探した。
安い油性ボールペンというとBicボールペンをすぐに思い浮かべたが、これが探すとなかなか見つからな。調べてみると数年前に廃盤になり、新しい形のものになっていた。Amazonで探したらすぐに見つかった……のだが、箱入りのしか見つからなかった。仕方ないので箱(60本入り!?)で買った。一生使い切れないくらいのボールペンのストックができてしまった。

軸が透明なオレンジのタイプは青インクがなかったので、Round Stick というタイプのものを買った。これも以前は軸が白の不透明だったがリニューアルしたらしく、透明になっていた。インクの残りが見えて便利。

油性ボールペンといえば日本ではジェットストリームを始めとする低粘度のインクが人気だが、筆者は実はジェットストリームが苦手だ。書き心地が軽すぎてペン先が暴れて酷い字になる。もちろんゆっくり書こうと思えば書けないこともないが、そうするとジェットストリームの良さが台無しなうえに疲れる。
そうしてふたたびBicに戻ってきた。

長々と書いたが、筆記具というのは書くものに合わせて選ぶものだと思っている
なので今回、仕事用のノートをモレスキンにしたのに合わせてBicボールペンを再び使うようになったのだが、なかなか書き心地が良いしとても気に入っている。モレスキンは紙が薄いので万年筆みたいなインクがたっぷり出る筆記具には不向きなのだが、油性ボールペンや鉛筆とはものすごく相性がいいのだ。モレスキンを持て余している人がいたらぜひとも油性ボールペンで書いてみてほしい。あのノートは、無理に万年筆で書くものでないと思うのだ。

というわけでモレスキンとBicの話であった。
国産の文房具は安くて高機能でとても品質が良いが、たまに海外製の文房具を使うのも乙なもので、それはそれで楽しいと思った。

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