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よもやま雑記

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考えがまとまっていないことやこれから考えたいこと、日々感じたことなど、思うがままに書きます。雑記。
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2018年2月の記事一覧

「デートする楽しさ」について

「デートする楽しさ」について

体調を崩して、2日間家にこもっていた。

外の空気には一切触れず、誰と話すわけでもなく、楽しみにしていた予定はすべてキャンセルして(ごめんなさい)、ただひとり家にこもってふつふつと作業をしていると、何があったでもなく、ふと「ああデートがしたいなあ」と思った。

私はデエトが好きである。何ものにも換え難いほど、好きである。燃えたぎるような恋愛感情なんてどうだってよろしい。楽しいデエトがしたい。
(中

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人生の「回り道」を聞かれて、何を答えるか

人生の「回り道」を聞かれて、何を答えるか

「あなたがこれまでの人生で経験した"回り道"を教えてください」という面接官の質問に、就活生の頃の私は、うまく答えることができなかった。

それは行きたかった出版社の最終面接でのことで、今でも、その情景はありありと思い出すことができる。

結果は、不合格だった。

当時は「自分は"回り道"をしてこなかったんだ」とその人生の浅さを悔やみ、恥じ、そんな自分に対して少なからず劣等感のようなものを抱いていた

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「勘違い」ができる大人のかっこよさ、について

「勘違い」ができる大人のかっこよさ、について

自分の不確定な未来に対して「勘違い」ができる大人はかっこいいな、と、今日行ったクリープハイプのライブで、尾崎世界観さんが言った言葉を聞いて、そう思った。

「歌だけでいつか飯が食えるようになるって、そんなとんでもない勘違いをしながら、これまで生きてきました。その勘違いが現実になっている今が、夢のようで。これからも、勘違いをして、生きていきたいと思います」



「勘違い」には、「他人に対してのも

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嘘や、秘密のこと。

嘘や、秘密のこと。

嘘や秘密というのは、世の中で「いけないもの」として扱われながらも、なんとなく「魅惑的なもの」だよなあ、と、思う。

人は秘密に恋をするし、人はときに、嘘を求める。

もちろんこれは、あくまでも「プライベートに限った話」で、仕事において嘘や秘密というのはもってのほかだと思っている。そんな風土がある会社では絶対に働きたくない(実際に私が働いている会社では、「公明正大」をなによりも大事にしている)。だか

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刻一刻と変わる、月を見ていた

刻一刻と変わる、月を見ていた

刻一刻と変わる、月を見ていた。

両親に教えてもらうではなく、学校の先生に教えてもらうでもなく、ただ幼い頃から無条件に絶対的に「美しいもの」として存在している月のことを、うらやましいと思った。

無条件で絶対的なものほど怖いものはないとは思うけれど、それでもやっぱり無条件で絶対的なものとして存在する月のことを、うらやましいと思った。

誰かに愛しさを感じさせ、また誰かには切なさを感じさせる月のこと

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