12月のすごい奴らGENESIS

ハッピーニューイヤーエブリワン。一年まるっと日本に行けなかった私はライフスケジュールが大いに乱れて腹が立って……なんか同じこと先月と先々月も言っていた気がする。無力感、閉塞感、皆同じか。2021が良くなると願って、締めくくろう。

政治的に波乱の11月に続いて、12月はパルプアドベントカレンダー、お肉仮面文学祭、マンドラゴラなど私設イベントが盛り沢山の一月間であった。今回もそっち方面の作品が多めになっている。

辛い麵メント

私はいつも作中のサラリマンみたににひとりで店に入り、辛い麵の写真を撮ってから麺を啜る。こうして家族と共に辛い麵メントで辛味と苦しみと分かち合うのも悪くない気がした。味の描写に関して自分はいつも『麻ァーッ！辣ァーッ！』みたいなゴリ押しで済ませる節があるので、こういう緻密で味覚神経を刺激する文筆手法が勉とても強になる。しかし麻婆麺ね。麻婆豆腐と麺の組み合わせちょっと想像しにくいね。混ぜたら豆腐が砕けてボロボロになってしまわないかしら？それが自分ならわけて食べたいかな。

サンタVS.ファイヤーファイター

荒廃した未来、サンタと消防士が本来の使命も忘れて、互いに泥沼の戦争を繰り広げている。CODシリーズを想起させる臨場感のある銃撃戦も最高だったが、一番印象深いのはルイの殺意だ。殺し方がえげつない。そして捕虜になって絶対的劣勢に陥るもサンタを殺すことしか頭にない。口を開けば三回に一回死と殺すを言うよ？ルイがキレばキレるほど舌剣がキレる。怒りと憎悪をビンビン感じるぜ！俺もこれぐらいの動機と闘志が欲しい！

『pgieeeeeee!!!!!!!!』

マンドラゴラでバトルするマンドラゴラ剣戟小説！もう何度も言われたが、マンドラゴラが一度の攻撃のあとは納刀してリロードしなければならないの設定で戦闘中会話の不自然を無くすワザマエよ。無経験だが持前のタフネスで健闘するタカミチ、実力者でクールなメガネキャラだがシスコンのミノル君、彼らのマンドラゴラ道に幸あれ。

「太郎ォォォォーッ！」「山田ァァァァーッ！」

野郎が互いの名を叫んで殺し合うシチュエーションがお好き？もちろん私は大好きよ。てか嫌いなひといなくない？でもあなたは見てるだけで満足？自分で書いてみたりしてしたくない？バールさんが場所を用意してくれた。そして応募条件をよく見よう、完結した小説作品が御所望だ。これはなかなか難しい。自信と覚悟のある者は是非挑戦してみて欲しい。

神様は何も禁止していない

イブ当日に読むに相応しい、淹れてから5分ぐらい立って適温になったコーヒーみたいな話だった。12月24日、それが特別な日かどうかは人次第。仕事を終えて帰宅した男に同業者の女性が訪れ、彼女が以外でもらったケーキを食べて、いつもとちょっと違ったイブを過ごす。淡々とした筆調から滲み出る情緒。孤独じゃないってのは、やっぱいいよね。

師走（シッソウ）

最近はスキ数が著しく減ってるので、文書の腕が落ちたかと考え詰まっていたところにこれを読んだ。なるほど、そういうことだったのか！落ちこんで損したぜ。自分だってゲームに夢中で一日中noteところかスマホすら触れないことがしょっちゅある。世の中は小説より魅力的な娯楽がいっぱいです。バランスよくやっていきたいね。

オニギリハオカカガサイコ

文章が上手い、ドープなお音楽を作れる、写真が上手い、面白い友人を持つ。神はこの人与えすぎている。そしておにぎりはおかかが最高だ。

これにて、先月のすごい奴らGENESISは功徳円満に幕を下ろす。一年間ご愛読いただきありがとうございました。2021年は新シーズンを始めて、皆さんのnoteを紹介して徳を高める所存でございます。

最後はこのコーナーのスローガンを一緒にご唱和しましょう。

『あなたのnoteがここに乗ってなかったのは、アクズメさんの目はふしあなだったからです！』

これがすごく大事です。ではシーユーネクストマンス。