フィットボクシング2ちょっと触れた
2020年、外出がお勧めしないので俺はSwitchのフィットボクシングというソフトウェアを買い、健康の時も不調(主にアルコールか辛い麺による腹痛か)の時も、楽しい時も悲しい時も、子の身体が動ける限り毎日毎日拳を打ち続けた。そして何気に身体が引き締まり、逆三角形になりつつあった。けど俺は驕れる怠けことなく、拳を打ち続け、何時しか自他共に認められる拳聖となった。それでも俺は驕れる怠けることなく、拳を打ち続けた。
そして12月。アイカツプラネットが稼働開始およそ二週が立った頃、そろそろ新しい段階を歩み出そうと考えた俺はついにフィットボクシング2を購入した。
拳聖のロード、それはランニングマシンに近い。立ち止まると履帯に後ろに運ばれて、無様に転んでしまう。フォロワーすでに2の世界で戦っている、俺は遅れている。取り返さなければ。
いざ。アプリをON。
どうも、カレンさん。あなたが新しいインストラクターですね?さっそくですがChangeで。
やぁ、ベルナルドさん。2日ぶりですね。なんか毒々しい服着てますね?
着替えてもらうことにした、やはりこの格好が落ち着く。今回のデイリーワークは3っつのレベルが選択できて、当日の体調に合わせて±10minできるそうだ。今日はあとでジムで筋トレの予定だったので体力を使いすぎてはならない。無難に”いつも通り”を選択。「そこは重めにしろよ拳聖だろぉ?」という幻聴を聞こえたが、俺は自分の力量を過信しない。”全力を出すのは相手の知り尽くしてからにしろ”と孫子も言っていた。
今日のメニューはアッパーコンビ1、フックコンビ2、ストレートコンビ1。初歩のものだな。早速始めよう。
うーむ。CGがよりきれいだし背景も鮮やかになったな……むっ!?
俺は強烈なデジャヴュ―を覚えた。3DCG……リズム……スイーツいっぱいなステージ……どこかで見た覚えが……あった。
けどスイーツの量はボクシングの方が圧倒的多いのがまた面白く
「おいアクズメ!なに考え事してやがる!集中しろ!」
あっすいません明夫さ、いやベルナルドさん。初歩のコンビネーションだけど内容がしっかり練りなおされて、フックとストレートだけでも十分の運動量がある。キツさすらある。前作みたいにストレートコンビで逃げることができなくなった。パンチを打つたびに枠の周りにケージが溜まって、そして
キャバーン!背景がネオン色に輝きだし、スイーツが踊り狂う!ゾーンモードだ!ソーンモードが発動している間は得点が2倍。誰かとポイントで競うわけでもないが、こういった演出を加えたことでテンションが上がって、楽しい。前作よりゲームとしての完成度が高くなった。
他にいろんなステージがある。
孔雀の羽根みたいのが生えている。ボヘミアンスカイの曲が合いそう。
「集中!」
TRON的なサイバーネオン都市。COOL属性のステージだね。
「集ッ! 中ッ!」
トロピカってる!このステージの名前はまさにTROPICAであった。
「お前いい加減に……」
すみませでした。集中します。シュッ、シュッシューッ!
結果発表だ。ミス1回、GOOD判定40回はちょっと恥ずかしいが、それでもインストラクターは労ってくれた。ありがたい。
成功率も記録してくれる。フットワークを入れたら一気に成功率が下がるそうだう。
👊
フィットボクシングがより進化して帰ってきた。これから長い付き合いになりなるだろう。ほかにサウスポー、鬼モードなどの新規要素も気になるが、今は焦らず、インストラクターに任せて順に進んでいくつもりだ。そして意もせずデータカードダスアイカツとの共通点を見出せたのはちょっとしたサプライズだ。「まーた変なことを考えているよこのひと」という幻聴を聞こえた。ならば証拠を示すまで。
すべての道はローマに通ずる、剣は拳の延長。すなわち、一度断たれた俺の剣闘ロードはここに繋がった。なんと喜ばしいことか。これからは毎日、身体が動けるかぎりやっていく。
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