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読書メモ:誰も教えてくれない 計画するスキル

今回は、読みながら使っている本について書きます。

計画について、全体の考え方から細かい手順まで解説されています。自分の計画がどういうところで破綻しているのかも少しわかってきました。

「計画は守るものではなく使うもの」と説明しています。不確実性のあるものに対して、ルートを示して実際に行動した結果とのズレを修正するために使うのが「計画」です。

そう。計画の通りには進まないので、計画するのが大事なんです。

要求理解から、成果物の定義、プロセス設計、ガントチャートを書くところまで、実際その通りにやれるように例を示しながら説明が続きます。具体的なので、本の通りに進めれば計画が作れます。

そして、手順を示しながら考え方についても並行して触れています。例えば、ガントチャートは管理のためにあるのではなく、コミュニケーションのためにあるということ。パッと見てわかりやすい書き方にするのは、コミュニケーションの手段だからです。

コミュニケーションには相手とシチュエーションがあります。プロジェクトの利害関係者にプロジェクトの状況を説明するときには、ガントチャートがわかりやすいです。プロジェクトメンバーが今の状況を共有するときにも使えます。そうすると、印刷して貼り出したりするのもいいですね。

正確に管理するためには、ガントチャートではなくもっと別の方法を使います。これについても具体的な説明があります。とても実践的な本です。

さて、自分が計画するときの弱点もわかりました。タスクの見積もりが苦手なんです。タスクの見積もりについての考え方や手順も、もちろん本の中に書いてあります。ただし、自分はもっと細かく知りたいので、タスクの見積もりだけ別の方法で学ぶ必要がありそうです。

これって、やっぱりトレーニングですね。理論を知って、実際にやってみて、続けながら上達するもの。見積もりトレーニングがんばってみます。

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