魔界決戦　金剛　VS　LIJ　第一話

プロローグ
デビル紫なる人物が何でも願い事の叶う不思議な宝玉を持って現れた。 ならば願い事は当然ロスインゴベルナブレスハポンへの雪辱だ。 俺は奴の提案を受け入れる事にした。
そう。この時点ではこの事があの様な大事件を引き起こすとは思ってもいなかったのだ。

拳王：ここに宝玉が10コある。
半月程前に全日本プロレスに死んだレジェンドレスラーが蘇って全日本乗っ取りを企んだという噂があったが、どうもその時の宝玉らしい。
俺はこの宝玉を使って新日本プロレスに雪辱しようと思う。
みんな付き合ってもらえるか？
タダスケ：当たり前や。負けっぱなしで終われるかい！一つもらうで。
征矢学：勝算はあるんだろうな。同じことをしても同じ結果になるだけかもしれないぞ。
拳王：勝算はある。宝玉の力で魔人となってパワーアップするわけだ。
ただし生きて帰ってこれる保証はないがな。
征矢学：なるほどいい考えだ。ワイルドの辞書に敗北の文字は載っていない。
亜烈破：ソイ！亜烈破！
中島勝彦：魔人だとか、パワーアップだとか。そんな話に興味はない。
だがロスインゴへの雪辱には大いに興味がある。
俺は俺のやり方で行かせてもらうぞ。なぜなら俺がNOAHだからだ。
仁王：俺はどうしたら･･････。
拳王：全員死んじまったら、結末を見届ける者がいなくなるじゃねえか。
お前は生き残ってこの話をクソヤローどもに伝えてくれ。

果たし状
1月8日は金剛は確かに敗れた。しかし拳王、中島勝彦、征矢学、タダスケ、亜烈破の5人は魔人となって蘇った。
内藤哲也、SANADA、鷹木信悟、高橋ヒロム、BUSHI、なんじら余らをおそるることなくんば、魔人となりて富士の樹海に作った特設リングに追ってまいれ。
魔界決戦また快ならずや。
桐の箱には果たし状と共に見慣れぬ宝玉が5つ入っていたのであった。