序
久々に短歌をこねこねしました。このなかに1首だけ、高校生のときに作った歌があります。分かったらこっそり教えてください。正解された方には何かしらの何かを用意しておきます。
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真夜中に光って流れ落ちること、今まで怖かったよね、ごめんね
光からあなたを守るため僕は雨雲として来世を生きる
君に降る僕の知らない街の雨、やっぱり僕じゃだめだったんだね
泣いている君の涙を隠すため雨に生まれたはずだったんだけど
あの日から右手に残った体温をたよりに生きる僕をゆるして
気付くわけないけど次に会うときはいつもと違うシャンプーにする
肯定も否定もせずに僕といる君の虚像はどこまでも白
しあわせの形が似ていることだけで運命なんて信じてごめん
運命を信じていたら僕たちはもっと上手に生きられたかな
もう君を思い出さずに生きていく 美味しくなかったビールのことも
変わり続けるものを変わらず包み込むことだけが愛なんですか
約束をしようよ 僕らこのまま観覧車には乗れないままでいようね
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