2022年9月24日

  1.  今週の振り返り

 9/19の祝日、休場の間に先週の安値を更新したもののNYの引けにかけてリバウンドし9/20の東京時間は先週ナイトの引けから200円ギャップアップして寄り付き。その後は利上げもなく200日線まで下落。FOMCに乱高下して金曜のナイト引けまで大きく下落。
 9/21、FOMCは75bpsの利上げ。利上げは予想通りだったが今後の見通しが市場予想よりもタカ(23年末の中央値:4.625)であったため株は下落。金利は上昇し2年債利回りは07年の水準まで上昇。実質金利も上昇。
https://twitter.com/goto_finance/status/1572687722455891968?s=46&t=6qsTFaJXdj8HwErhCnjoKA
翌22日はBOJ。政策変更はなく黒田総裁の会見で円安容認の発言。円が売られ146円近くまで上昇したが、直後に財務省による円買い介入によりドル円が30分間で6円下落した。夜間は日経もESも下落。
 23日も欧州時間から一方的に売られる展開。英国の大規模な財政出動がドル高と金利上昇につながり株が売られる。日経は26648まで下落。

2. 来週の見通し  

日経先物の予想レンジ 27840~26220

 サポートの27000台を割って現物の6月安値の25530をためす展開か。予想よりもタカだったFOMCを受けて買う理由が見当たらない米国株と円買い介入により日経は世界の株価指数と相対的にアウトパフォームするだろう。週足が大陰線となり9月は安値引けとなるか。 VIXが30を超えて期間構造もバックワーデーション気味となり、いよいよクラッシュの雰囲気が出てきた。
 為替はドルと円が強くポンドが最も弱かった。今週も引き続きポンド円のショートが最も効率が良いペアだと予想される。ドル円はドルが強いので円高が見えにくい。株のクラッシュで株売り債券買いとなればドル円も下がるか。ドル円の安易な買いはリスクが高そうに思える。

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