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オリジナルに良作多し…冬ドラマ反省会

2022年冬ドラマもほぼ終了。例の感染症に加え、遠い国の戦争のニュースが連日伝えられ、なんだか重い気持ちになりがちですが、そんな時こそフィクションであるドラマ世界は癒し。というわけで、冬ドラマをまずは世帯視聴率な上位作から見てみましょう(朝ドラと大河除く、3月24日時点)。

1位『DCU』 最高視聴率16.8%(平均14.5%)

2位『ミステリと言う勿れ』 最高視聴率13.6%(平均11.9%)

3位『となりのチカラ』 最高視聴率11.5%(平均9.2%)

4位『ドクターホワイト』 最高視聴率11.4%(平均8.9%)

5位『真犯人フラグ 真相編』 最高視聴率12.4% (平均8.6%)

視聴率的には今期もTBS日曜劇場枠強し。とはいえ、実は『ミステリと言う勿れ』以外は途中で脱落しました。

続いては、作品の質的評価の一つの指標である、オリコン「ドラマ満足度調査」を見てみましょう(3月7日放送分までを集計)。同指標は、「視聴量」「主演」「主演以外」「内容」に、Twitterのツイート量を加えた「話題性」の5項目を各1~20ポイントとし、計100ポイント満点で集計。

1位『ミステリと言う勿れ』 92p

2位『妻、小学生になる。』 82p

3位『真犯人フラグ』 68p

『ミステリーと言う勿れ』が内容的にも高く評価されていることがわかりますし、視聴率的には6~7%台と低迷している『妻、小学生になる。』ですが、作品としては高水準ということを反映しているのでしょう。

さて、最後に自分の中での冬ドラマを評価します。1話はほぼ全て見ましたが、2話目以降は今回も脱落した作品続出。最後まで継続が11作品、リタイアが19作品でした。

1位『恋せぬふたり』

2位『ミステリと言う勿れ』

3位『おいハンサム‼』

4位『妻、小学生になる。』

5位『封刃師』

番外『ユーチューバーに娘はやらん!』『鉄オタ道子、2万キロ』『#居酒屋新幹線』『しもべえ』『部長と社畜の恋はもどかしい』

似たようなドラマが毎クール量産される中、非恋愛の男女の“家族”への模索を描いた『恋せぬふたり』は、恋愛ドラマに一石を投じたという意味でも貴重。『おいハンサム‼』も独特な雰囲気を醸し出す作品で、『封刃師』の世界観もなかなか斬新でした。いずれもオリジナル作。


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