ドラマ日記『一橋桐子の犯罪日記』（第2話）『ボーイフレンド降臨！』（初回）
孤独死を心配する年金とバイト暮らしの一橋桐子（松坂慶子さん）が、終の棲家を刑務所に設定し、捕まる道を模索する終活青春グラフィティ『一橋桐子の犯罪日記』の第2話。
ムショ活中の一橋桐子が、次に狙うのは“泥棒”。闇金業を陰で営む寺田（宇崎竜童さん）の事務所に清掃員として潜入し、そこで大金を盗んですぐに捕まれば、刑務所へ行けるのではと考えたのだ。
お金を盗むだけでは執行猶予か、僅かの刑期しかつかないと聞いた桐子。バイト先の店長で、前科持ちの久遠（岩田剛典さん）から、より罪が重い強盗を指南され実行に移すのですが、寺田には見破られていて。
桐子に孤独の匂いを感じ取っていた寺田。闇金業を営んでいるのは、一時でも貸した相手との人間関係が持てるからと、自分の孤独を吐露。強盗未遂の罪は問わず、また掃除に来いと。
ムショ活を応援してくれる女子高生の雪菜（長澤樹さん）と共に電車で千葉の海に出かけた桐子。雪菜は実はサーファーで、いつかハワイでビッグウェーブに乗る夢を抱いていました。たぶん本人が実演していると思われるサーフィンシーンが素晴しく。
一方、桐子の憧れの人である三笠（草刈正雄さん）が、薫子（木村多江さん）から結婚詐欺まがいの被害にあっていることが判明。寺田の紹介でシニア婚活パーティセミナーに参加すると、偶然にも講師が薫子で…。人間関係が色んな所でつながってきました。
謎多き記憶喪失の青年・アサヒ（髙橋海人さん）、小さな広告代理店で働くかしこ（桜井ユキさん）、その高校時代の同級生で同棲中の彼氏の小劇団で裏方兼俳優をしている渉（田中みな実さん）の3人を巡る、12歳差のトライアングル・ラブコメディ『ボーイフレンド降臨！』の初回。
小さな広告会社に勤める茶谷かしこは、仕事中にある男（髙橋さん）と最悪の出会いを果たす…！後日、かしこは警察から連絡を受け、病院を訪れると…あの男の姿が！男は記憶喪失で、身元も不明らしい。
記憶喪失設定ということで、しばらくは正体がわからないまま進むかと思いきや、初回であっさり判明。アサヒと仮の名前をつけられた男は、高名な現代美術家で、少々傲慢な漆原澄人でした。この漆原とアサヒのキャラの違いと、髙橋さんによる演じ分けが見どころの一つ。
大手のコンペに漆原の絵を使用し、書類審査を通過したかしこは、コンペが終わるまでアサヒに、この事実を知らせないよう誤魔化し。漆原の記事を見つけてきた渉との攻防が続きそうです。
恋愛面での具体的な進展はまだありませんが、かしこが高熱を出した時にアサヒが“お姫様抱っこ”をしたことで、異性として意識したというあたりまででした。
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