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ドラマ日記『となりのナースエイド』(第4話)

医療現場の縁の下の力持ち「ナースエイド(看護助手)」の桜庭澪(川栄李奈さん)が、病院で巻き起こる患者たちの仕事・恋愛・家族…と、ありとあらゆる問題を解決する病院リアルエンタメドラマ『となりのナースエイド』の第4話。

澪は、姉・唯(成海璃子さん)は自殺ではなく、他殺の可能性があると聞いて大混乱。相談したいのに、何故か大河(高杉真宙さん)は毎晩留守で…。そんな澪の前に、新たなクセ強キャラが出現。火神(古田新太さん)の娘でNo.2外科医の玲香(瀧本美織さん)が留学から帰国したのだ!

玲香は留学前に大河に振られた過去があり、大河と距離が近い澪に敵愾心、三角関係と思わせて、実は…。瀧本さんは朝ドラ『てっぱん』(2010年)の主演女優。朝ドラ『カムカムエヴリバディ』(2022年)でトリプル主演した川栄さんと、朝ドラヒロイン共演となりました。

さらにいえば、瀧本さんの代表作の一つ『美男ですね』(2011年)での主人公の役名が「桜庭美子(さくらばみこ)」で、今回川栄さんが演じているのが「桜庭澪(さくらばみお)」。ドラマの話題作りの一環でしょうね。

不治の病「シムネス」完治のために火神教授(古田新太さん)が開発したオペレーションシステムが「オームス」で、それに適応できる可能性がある人材として、大河・玲香・澪が候補に挙がっている、という流れのようです。

唯のパソコンから見つかった半グレ集団のリーダー辰巳浩二(やべきょうすけ)の資料。そこにあったある住所。気になった唯はそこに向かうのですが、なぜか大河が現れて…で終了。

公式HPのイントロでは「病院リアルエンタメドラマ」と掲げられてますが、完全にサスペンスになっていて、確信犯ですね(笑)。

余談:昨年、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞した岸井ゆきのさん主演のNHKドラマ『お別れホスピタル』がスタート。予想通り、初回から傑作の予感。

治る見込みがない患者が大半の療養病棟ながら、賑やかな雰囲気と思わせて序盤から衝撃。そして終盤のさらなる衝撃。大半の人々が迎える人生の終末がそこにありました。


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