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ドラマ日記『ブルーモーメント』(第4話)

甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で、命がけで救助に立ち向かう主人公・晴原柑九朗(山下智久さん)らSDM本部(特別災害対策本部)メンバーが奮闘する物語『ブルーモーメント』の第4話。

晴原たちは世間にSDMの存在意義を広めるため、独自の防災活動を始める。 子供たちへの防災教育のため、半年前に台風の被災があった地域へ向かうSDMメンバー。しかし、そこは雲田彩(出口夏希さん)の地元で、彩の姉・雲田真紀(石井杏奈さん)が市役所の市民生活課担当者として現れた。

災害などで助かった人が抱くことがある罪悪感=「サバイバーズ・ギルト」がテーマとなった回。半年前の突風により、彩は無事だったものの、真紀はクレーンの下敷きになり、車椅子生活に。そんな姉に対し、「頑張れ」という彩に、「言葉を変えた暴力」だという真紀。二人は気まずい関係に。

防災教育に集まった子供たちの中にも、祖父を災害で亡くした少女・迫田実花(落井実結子さん)がいて。祖父の思い出のぬいぐるみを、彩が独断で修復したことから、実花は過呼吸に。落ち込む彩。落井さんは、大河ドラマ『光る君へ』で、まひろ(吉高由里子さん)の幼少期を演じました。

そんな中、晴原が防災教育を行っている地域で発生する竜巻を予想。すぐに住民の避難誘導を開始すると共に、地元テレビ局の中継で呼びかけることになり。災害経験者の彩が手を挙げるのですが、途中でトラウマからか言葉が出なくなり。

それを見ていた真紀が思わず「頑張れ」と彩に声掛け。彩は気を取り直し、しっかりと呼びかけを行いました。彩の前半部でのイライラさせる描写の数々が、ここで効いてきました。

SDMを潰したい立花総務大臣(真矢ミキさん)は、SDM警察班統括責任者として、自分の夫で神奈川県警の警察官でもある沢渡満(橋本じゅんさん)を送り込むことに。

橋本さんといえば、SDM消防班統括責任者・園部優吾役の水上恒司(岡田健史)さんとは、『MIU404』で共演。第4機動捜査隊の陣馬&九重コンビだっただけに胸熱。今回、役柄的には敵対するのかな。

余談:朝ドラ『ちゅらさん」再放送記念で、古波蔵恵里役の国仲涼子さんを招いてのファンミーティングの模様が放送されました。「おばぁ」こと平良とみさんの名シーンもたっぷり。「NHKプラス」で5月31日まで配信中。


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