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女優ノート『萩原みのりさん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は、2021年夏ドラマ『ただ離婚してないだけ』に出演する萩原みのりさん。スターダストプロモーション所属。夫は映画監督の内山拓也さん。

昨年から『37セカンズ』(2020年)、『花束みたいな恋をした』(2021年)など10本もの映画に出演。今最も勢いに乗る、若きバイプレイヤーの萩原さん。2013年、『放課後グルーヴ』でドラマデビュー。

まず最初に挙げたいのは、芳根京子さん主演の『表参道高校合唱部!』(2015年)。教室では無口ながら、部員の前ではお喋り&毒舌になる合唱部部員役。夏合宿での変身&失恋エピソードも記憶に残るところ。視聴率は低迷したものの、「オモコー」の愛称で親しまれる学園ドラマの傑作。

香川県から東京の表参道高校へと転校してきた真琴(芳根さん)。香川で合唱に打ち込んでいた真琴は、合唱の名門校である表参道高校でも活動する気満々。ところが、合唱部の栄光は過去の話で、現在は部員も集まらず廃部寸前。“ある目的"を抱いている真琴は、合唱部の立て直しを決心する!

『ハローグッバイ』(2017年)や『転がるビー玉』(2020年)など、映画主演作はあったものの、地上波連ドラ初主演となったのが『RISKY』(2021年)。死んだと思われた姉(深川麻衣さん)の復讐を果たそうとする妹役を、怖いぐらいの迫真の演技。目が離せない女優さんになりました。

商社勤務のハイスぺ男子・桜井亨(古川雄輝さん)と婚約中の黒田美香(山下リオさん)は、社内の女子から反感を買っていた。一方、婚約者の亨は、あるキッカケでひなた(萩原さん)と急接近し、関係を持ってしまう…。しかしそれは、ひなたの恐ろしい復讐計画の序章に過ぎなかった。

最後はまだ放送中ではありますが、『ただ離婚してないだけ』(2021年)。萩原さんは、不倫相手の主人公・正隆(北山宏光さん)に想いを寄せるも、妊娠・堕胎を機に、別れ話を切り出させる女性役。第3話が凄かった。鬼気迫る演技とはまさにのこれ。

結婚7年目の夫婦の正隆(北山さん)と雪映(中村ゆりさん)は、冷めきった“ただ離婚してないだけ”の関係。しかし、正隆が若い新聞配達員の女性(萩原さん)と不倫したことから、最悪の事態を招くことになる、戦慄の不倫サスペンス。


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