お嬢様ドラマを振り返る
先日、佐賀大学の「お嬢様部」の清掃活動がニュースとなり、ネットのトレンドにも上がっていました。同部は「お嬢様」と言われるような人々の言葉や行動を真似て楽しむサークルだそうです。コスプレにも通じる“なりきり”文化なのかな。
『THE TIME,』によれば「お嬢様部」は國学院大、東京藝術大、東京理科大、日本大、法政大、熊本大、宮崎大、大阪大、京都大、立教大、関西学院大、岐阜大、愛知大、高崎経済大などのほか、中学や高校にもあるそうです。
せっかくなので、お嬢様が登場するドラマを振り返ってみましょう。まずは松雪泰子さんの初主演作『白鳥麗子でございます!』(1993年)。大富豪の一人娘で高飛車という、お嬢様の一つの典型的なキャラクターでした。ちなみに、鈴木保奈美さん版(1989年)や河北麻友子さん版(2016年)も。
北川景子さんがヒロインを務めた『謎解きはディナーのあとで』(2011年)もお嬢様ドラマ。世界的な財閥令嬢ながら、なぜか刑事。プライドが高いのですが、毒舌の執事(櫻井翔さん)に毎回やり込められるというのがお約束。
『謎解きはディナーのあとで』と似た設定なのが『富豪刑事』(2005年)。大富豪の孫娘の新人刑事(深田恭子さん)が、金に糸目をつけずに事件を解決。ただ、深田さんということもあり、ちょっと天然ボケなキャラクターに仕上がっていました。
上流階級の子息たちが生徒会に集まる、一条ゆかりさんの漫画をドラマ化した『有閑倶楽部』(2007年)というのもありました。主演は赤西仁さんでしたが、お嬢様役は香椎由宇さん(オダギリジョーさんの妻)。
最後に「テレビドラマゲーターベース」で見つけた作品をひとつ。『さんまの花ムコ見習試験』(1987年)というもので、主演は明石家さんまさん、ヒロインでお嬢様役が石原真理子さん。後に暴露本で、さんまさんとの男女関係を明かした石原さん。ひょっとして、このドラマきっかけ!?
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