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女優ノート『臼田あさ美さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は、2021年夏ドラマ『初情事まであと1時間』に出演する臼田あさ美さん。A-team所属。夫はオカモトレイジさん。

NHKのバラエティー番組『LIFE!〜人生に捧げるコント〜』視聴者からすると、「カッツ・アイ」コントのレオタード姿の印象も強い臼田さん。モデル出身で、ドラマ『ひと夏のパパへ』(2003年)で女優デビューですから、結構キャリアは長いですね。

ドラマですと『鈴木先生』(2011年)をまず挙げたいところ。斬新な学園ドラマの傑作、臼田さんは主人公の鈴木先生(長谷川博己さん)の彼女役で、生霊を飛ばすタイプ。後に妊娠し、それが原因で鈴木先生はクラス内で裁判にかけられることに。

黒ブチ眼鏡とループタイがトレードマークの若き悩める教師(長谷川さん)が活躍する大人も楽しめる学園ドラマ。どこにでもいそうな平凡な教師が、どこにでも起こり得る問題について過剰に悩みつつ、独自の教育理論によって解決していく様を描く。

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次は『問題のあるレストラン』(2015年)。理不尽な男たちにリベンジをかける女性たちの戦いを描いた、坂元裕二さんによるオリジナル脚本の傑作。臼田さんは主人公(真木よう子さん)の高校時代からの親友で、シングルマザーのスーシェフ役。

雑居ビルの屋上で、ポンコツ女のレッテルを貼られた“問題のある”女たちが、人生のどん底から這い上がるためレストランを立ち上げる。負けっぱなしの人生に終止符を打とうと、闘志を燃やす女たち。男たちが先に近所に同種の店を開いていた。今、熱く美味しい闘いの火ぶたが切って落とされた。

『架空OL日記』(2017年)のようなOL役も似合いますが、最後はバー「ちちんぷいぷい」のママを演じた『家売るオンナ』シリーズ(2016-2019)。屋代課長(仲村トオルさん)の行きつけの店で、ママが唱える「ちちんぷいぷい ぷいんぷいん ぷい~ん」の“魔法”で癒されるシーンが何気に好き。

天才的不動産屋、三軒家万智(北川景子さん)。口癖は『私に売れない家はない』。彼女の手にかかればどんな客でも必ず家を買うと言われている。客の人生最大の買い物をある時はダイナミックに、ある時は感動的に演出して売りまくる。


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