ドラマ日記『未来への10カウント』(第6話)&『17才の帝国』(第3話)

生きる希望を失った、元高校ボクシング4冠の桐沢祥吾(木村拓哉さん)が、高校ボクシング部のコーチに就任したことで、徐々に熱を取り戻す、青春スポーツ・エンターテイメント『未来への10カウント』の第6話。

強豪校との練習試合が決定。桐沢の発案で、とんでもない方法で出場メンバーを決めることに。一方で、桐沢は亡き妻・史織(波瑠さん)と同じ顔の女性に遭遇。動揺を隠せずにいる桐沢の姿に、顧問・葵(満島ひかりさん)の心も激しく揺れ動き…。

強豪校との対戦に委縮する部員をみて、桐沢は西条(村上虹郎さん)とスパーリング。部で一番強い西条もあっけなく倒され、高校生レベルなら努力すれば追いつけない相手ではない、と選手たちを鼓舞。

練習試合3日前。桐沢は部員全体とスパーリングして、代表選手を決めると宣言。ここから無限ループスパーリングが凄かった。いやあ、見応えがありましたね。

史織と同じ顔の女性は、夫や子供がいるようで、進展はなさそう。逆に、かつて桐沢にフラれた大場校長(内田有紀さん)に熱が見受けられますが、彼女も結婚している設定なので、最後は葵かな。

近未来の没落した日本で、AIを活用した実験都市プロジェクト、通称UA(ウーア)構想が始動。AIが都市の首相に選んだ17才の少年・真木亜蘭(神尾楓珠さん)らが、AIを駆使して改革を進めていく『17才の帝国』の第3話。

真木の改革で、AI化による職業の合理化が進む。サチ(山田杏奈さん)の母で、中学教師のタエ(西田尚美さん)もその対象となる。不要なものは切り捨てる、その政策に、住民の不満が噴出する。真木の支持率は低下し、総理罷免ラインの30%に近づく。

市職員の50%削減案に猛反発を受ける中、真木はリストラ対象者との面談に出席、当然ながら罵倒されるも必死に耐える17歳。そんな真木の政治への想いが、1話から登場した謎の「ユキ」であったことが判明。

子供の頃にイジメられていた真木を救ったのが、白井雪(竹野谷咲さん)。鷲田総理(柄本明さん)の秘書だった父(髙橋洋さん)が、総理への不正献金疑惑の罪を被る際に一家心中で亡くなってしまい、真木は「君のために世界を変える」と決意。

AI「スノウ」として再生した17才の雪。声は主題歌を歌う羊文学の塩塚モエカさんで、顔は山田杏奈さんが一人二役。総理補佐官へのオファーはまさかの顔採用(笑)。ショックを受けたサチでした。


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