スーパー家政婦現る…今週の『ブギウギ』
銭湯「はな湯」の看板娘から“ブギの女王”と呼ばれる戦後の大スターになっていく花田鈴子→福来スズ子(澤井梨丘さん→趣里さん)が、暗い戦争の時代や、燃えるような恋と別れなどを乗り越え、人々に勇気と希望を与えていく朝ドラ『ブギウギ』第21週「あなたが笑えば、私も笑う」。
2歳になったスズ子の娘・愛子(小野美音さん)が、お転婆ぶりを発揮した月曜日。スズ子の幼馴染のタイ子(藤間爽子さん)は、病気がすっかり良くなり、大阪で再起することに。
スズ子が愛子と共に羽鳥善一(草彅剛さん)宅を訪ねると、羽鳥はカツオ(内藤大帆さん)、イネコ(春増のどかさん)、カツコ(山下晴愛さん)の3人の子供たちと、自らの指揮で「青い山脈」の大合唱。この曲の大ヒットで、さらに仕事の依頼が殺到していて、現実逃避したかった模様。
その後、スズ子はタナケン(生瀬勝久さん)主演の時代劇映画に出演することになり撮影が始まりますが、一緒に連れて来ていた愛子が怪我をしてしまい…。撮影所の名前は『カムカムエヴリバディ』に登場した「条映撮影所」でした。
愛子の怪我が軽傷に済んだ火曜日。しかし、そのために撮影は中断。撮影が再開するとタナケンは、謝罪するスズ子に「子供がしたことだ」としつつも、「ただ、撮影が一日延びると、その分現場の負担が増える。そのしわ寄せが作品の質を下げてしまうかも知れない」と苦言。
おミネ(田中麗奈さん)と出会うきっかけとなった、いい加減な記事でお馴染みの芸能記者・鮫島(みのすけさん)が再登場。茨田りつ子(菊地凛子さん)とスズ子の両方に巧妙な嘘を付き、二人を仲違いさせ、さらに記事にして儲けようという腹のようです。
スズ子が鮫島の口車に乗り、りつ子の対談に臨んだ水曜日。鮫島の狙い通り、二人は口論となり、スズ子は激高。愛子が泣き出したことから、対談を打ち切り退出。
案の定、二人の仲違いを伝える記事が出回り、スズ子が落ち込んでいるとタナケンが来室し、「邪魔されようが誤解されようが、芸で伝えるしかない。生き方で分かってもらうしかないんだよ、歌手も役者も」とスズ子を励まし。
映画は無事クランクアップ。早速、羽鳥に新曲を催促に行くのですが、次はブギ以外がいいのでは?という羽鳥に対し、次もブギをお願いしますとリクエスト。
スズ子とりつ子の口論の話を聞き、羽鳥が俄然やる気を出した木曜日。羽鳥がスズ子の新曲に取り掛かっているという話を聞いたりつ子は、再び訪ねてきた来た鮫島をシャットアウト。
りつ子はスズ子に、対談での発言を謝罪。お互い、鮫島に乗せられてしまったということで仲直り。翌日、りつ子の紹介で家政婦の大野晶子がやってきて、雇ってくれるよう談判。演じる木野花さんは、朝ドラ『あまちゃん』では「メガネ会計ババア」と呼ばれていました。
晶子がスーパー家政婦ぶりを発揮した金曜日。愛子もあっという間に懐いて、聞き分けのある子供に変身。溺愛するあまり、迷走していた今週のスズ子と愛子にようやく修正が入りました。
次週予告からすると、山下(近藤芳正さん)に替わって、新人マネジャー・柴本タケシ(三浦獠太さん)が付くようですね。三浦さんはサッカー界のレジェンド・三浦知良さんの長男で、趣里さんと同じトップコート所属。
余談①:朝ドラ『あまちゃん』繋がりでいうと、「ミズハグ」でお馴染みの水口役だった松田龍平さん主演『ケンシロウによろしく』の地上波放送がスタートし、TVerでも配信中です。「キテレツ」とはこういうドラマをいうんでしょうね。西野七瀬さんが風俗嬢役ですが、際どいシーンはありません。
余談②:昨夜の『不適切にもほどがある!』は、これまでのコメディからいきなりのシリアス展開。『ブラッシュアップライフ』のようでもあり、震災という点では朝ドラ『あまちゃん』&大河ドラマ『いだてん』的でもあり。市郎と純子の未来は変えられるのでしょうか⁉
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