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ドラマ日記『全ラ飯』『クールドジ男子』『コタローは1人暮らし』(初回)

秘密の趣味を持ちながら、窮屈な生活を送るエリートサラリーマン・一条颯太(近藤頌利さん)が、思いも寄らない恋におちたことをきっかけに、自分に正直な生き方を見つけるまでを描いた新感覚“ムズきゅん”ラブコメディー『全ラ飯』の初回。

颯太は、金融庁で働くエリートサラリーマンだが、マンションにひとり帰宅すると…スーツを脱ぎ捨て、下着も脱ぎ捨て、生まれたままの姿で食べる。その解放感たるや…!この“全裸飯”こそが彼の誰にも言えない秘密で、唯一のストレス解消法だった。

深夜1時半に帰宅した颯太が作り始めたのは、「サッポロ一番塩ラーメン」野菜ミックス&半熟卵乗せ(自分も好きな奴)。そこから服を投げ上げるスタイルからの全裸飯1回目。ドラマ初出演にして初主演の近藤さんですが、堂々としたもの。

亡くなった祖母からのタイムカプセル郵便を受け取った颯太。久しぶりに祖母宅へ向かい、くつろいでいると、合鍵で入ってきた祖母の友人を名乗る真尋(ゆうたろうさん)と鉢合わせ(押し倒しターン)。

祖母のレシピで料理することにした颯太は、真尋の店で野菜を仕入れ、クスクスを無事完成。そこから再び服を投げ上げ、2回目の全裸飯。しかし、ここは都心のマンションではなく、田舎の一軒家。たまたま訪ねてきた真尋に全裸を目撃されてしまい…で終了。

ラブコメと謳われているBLドラマであることは、TVerで配信されているスピンオフ『全ラ飯~M to I~』をみると、よりハッキリします。

ドジさえもクールにキメてしまう「クールドジ男子」たちが、ドジをきっかけに運命の出会いを果たし、イマドキ男子としての悩みを抱えながら、時には互いを支え合い、少しずつ友情を育んでいくハートフル・コメディ『クールドジ男子』の初回。

一倉颯(中本悠太さん)は、無個性で将来に悩む大学生。自身がドジであることを自覚し、ドジをやらかしてはクールを装っているが、恥ずかしさで悶絶している「羞恥心あり反省タイプ」。そんな颯はある日コンビニで…。

本作は、NCT127の中本悠太さん、JO1の川西拓実さん、藤岡真威人さん、桜田通さんの4人主演ですが、初回では前半後半に分かれ、「羞恥心あり反省タイプ」の大学生・一倉颯(中本さん)と、「強がりストイックタイプ」の高校生・二見瞬(藤岡さん)のドジエピソードが描かれました。

前半と後半が入れ替わるタイミングで、一倉と二見がすれ違うシーンがあり、終盤では二見が第2話に登場する三間(桜田さん)とぶつかるシーンがあり、このパターンでつないでいくのでしょう。

また、前半終了後と後半終了後に、川西さんと藤岡さんが決め顔で「クールドジ男子」とコールするスタイル。ちょっと飯島直子さん・松本明子さん・中山秀征さんがMCをやっていた『DAISUKI!』を思い出しました。

イケメン好きの若い女性向けドラマかと思いましたが、案外楽しめました。藤岡さんはあの藤岡弘、さんのお子さんとか。山﨑賢人さんや鈴鹿央士さん似のイケメン。ナレーションは二見の姉役の佐藤玲さんなのかな。聴きやすい。コンビニの女性スタッフ役の雪見みとさんも可愛い。オープニングなどちょっと韓国風味もあるなと。

売れない漫画家・狩野(横山裕さん)の隣の部屋に引っ越してきた、訳アリな1人暮らしの5歳児・さとうコタロー(川原瑛都さん)が成長し、小学校に入学する『帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし』の初回。

この春から小学校に入学したコタローは、ランドセルを背負い、1人で小学校に通っていく姿を、同じアパートに住む狩野や秋友美月(山本舞香さん)、田丸勇(生瀬勝久さん)は、頼もしくも少し寂しい気持ちで見送るのだった。

前半は、コタローが始めた模擬職業訓練。パン作りや営業、金の見分け方など様々な仕事に挑戦。実は「優しい人からの寄付(実は亡母の生命保険金)」で生活しているコタローは、それが絶たれた場合を想定していたのでした。

後半は、前半の流れからコタローが刈谷の漫画制作のアシスタントをすることに。しかし、刈谷がいない間に原稿を汚してしまい。大人びたコタローですが、そこはやはり子供。印刷所に持ち込めば何とかなると思っていたり、狩野に嘘をついたり。コタローの成長と子供らしさを嬉しく思う狩野でした。

そんな中、アパートに新たな住人・宇田桃葉(白洲迅さん)が現れて、コタローは顔見知りのようで敵対心。


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