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ドラマ日記 『正直不動産2』(第9話)

嘘のつけない不動産営業マン・永瀬財地(山下智久さん)とカスタマーファースト命の月下咲良(福原遥さん)の名コンビが活躍するシリーズ第2弾。不動産情報はもちろん、明日への活力を与える痛快ビジネスコメディー『正直不動産2』の第9話。

営業成績ナンバーワンに異常なまでに執着する神木(ディーン・フジオカさん)は、サブリース契約を結んでいるオーナー達から違法スレスレのやり方で利益を得ようとする。そんな神木に危うさを感じる花澤(倉科カナさん)は、神木を止めようと月下に協力を求める。

毎回、不動産業界や関係法の問題点を取り上げる本作。今回はずばり「サブリース契約」。自分もかなり広い土地をもっているので、その手の業者が甘い言葉で山ほどやってきますが、門前払い。

家賃保証と当初は言っていますが、近隣物件の相場低下を理由に家賃を下げることを要求され、解約を申し出ようとすると、多額の違約金が発生。それが最終目的だった神木の会社。

一方、今回なぜ神木が営業成績1位にこだわるのか?あのタップダンスは何だったのか?その悲しい理由が明かされた回でした。元々は不器用で、営業成績も悪かった神木ですが、妻子を交通事故で亡くし、人が変わったように1位を目指すようになっていたのでした。

結局、永瀬が神木らから騙されたオーナーをまとめ、被害者集団訴訟も辞さないと通告したことで、違約金なくオーナーたちは解約することができました。

また、押しかけ女房として、永瀬と同棲中の美波(泉里香さん)との恋愛パートも進展。永瀬も月下にプロポーズ匂わせするのですが、美波にニューヨーク転勤話が持ち上がり…。いよいよ、次回が最終回。

余談:妙に早起き。前日のTBSラジオ『こねくと』を聴いていると、推しのアーティスト・奥華子さんが主題歌を担当したアニメ映画『時をかける少女』の挿入歌「変わらないもの」が流れていて。主人公の声を演じた仲里依紗さんは、現在タイムリープドラマ『不適切にもほどがある!』に出演中。

「未来で待ってる」「うん、すぐ行く。走っていく」

奥さんの曲で一番好きなのは「魔法の人」。灰色だった世界を、恋愛がフルカラーに一変させる、嫌いだった自分を肯定できる、愛せるようになる、そんな奇跡を歌った曲。


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