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ドラマ日記『いちばんすきな花』(第6話)

年齢も性別も過ごしてきた環境も違う4人の男女が紡ぎ出す、見る者の心を静かに揺さぶる新たな時代の“友情”の物語。同時にそれは、“恋愛”も“友情”も全部含めた“愛”の物語『いちばんすきな花』の第6話。

春木椿(松下洸平さん)の家で、潮ゆくえ(多部未華子さん)と深雪夜々(今田美桜さん)、佐藤紅葉(神尾楓珠さん)がリビングを掃除していると、キッチンで洗い物を終えた椿が「ゴミ袋の袋、ゴミ袋にしたの誰?」と言い始める。

今回も各シーンの会話劇が味わい深く。ただ、一度見たぐらいでは、セリフを味わい尽くせないのも事実。そんな『すき花』ファンに朗報。「いちばんすきな花 シナリオブック 完全版(上)」が11月20日発売、「いちばんすきな花 シナリオブック 完全版(下)」は12月下旬発売予定です。

今回は大まかにいうと、椿の引っ越し話と赤田鼓太郎(仲野太賀さん)再登場&修羅場。そこに紅葉がゆくえに抱く好意とそれを実は知っていたゆくえの受け止め方、夜々の椿への想いなどが明確になった回でした。

鼓太郎とゆくへと椿の修羅場が最高でしたが、鼓太郎が捨て台詞で言った「潮の恋愛遍歴全部知ってますけど、春木さん全然潮のタイプじゃないですよ!」が、中学の保健室における望月希子(白鳥玉季さん)と穂積朔也(黒川想矢さん)の「タイプじゃない」のシーンに効いてましたね。

4人の部室と化した家から引っ越しを決めた椿。前の所有者が買い戻すという話ですが、それは紅葉が慕っていた高校時代の非常勤講師なのか。そして、それはゆくえが鼓太郎の件で愚痴を言っていた「志木美鳥」と同一人物なのか。誰が演じるのか含めて楽しみです。

多部さんが34歳、仲野さんが30歳。それぐらいの年代の女優さんで、不機嫌そうな表情も得意な夏帆さん32歳がまず浮かびましたが、『silent』と被るのでそれはないか。



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