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俳優ノート『柄本時生さん』

気になる俳優さんの出演作についての覚え書き「俳優ノート」。今回は、2021年春ドラマ『泣くな研修医』&『ひねくれ女のボッチ飯』に出演する柄本時生さん。

父は名優の柄本明さん、兄が柄本佑さんで、義姉が安藤サクラさんという芸能一家の柄本さん。 ドラマ『Q10』(2010年)で共演した、高畑充希さん・前田敦子さん・池松壮亮さんで結成した「ブス会」のメンバーとしても知られます。

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2003年、映画「すべり台」のオーディションを受け主役に抜擢、俳優デビューした柄本さん。知名度を高めたのが、朝ドラ『おひさま』(2011年)。柄本さんは、主人公(井上真央さん)の同級生役で、後に失恋。作中の母役が、実母の角替和枝さんで、妻役が義姉の安藤サクラさんでした。

信州・安曇野と松本を舞台に、戦争をはさんで日本人が生き抜いてきた昭和という激動の時代の中で人々をおひさまのような明るい希望で照らす、ひとりの女性のさわやかな一代記。

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以降、連ドラレギュラーも増えていった柄本さん。次は、実質主役であった『侠飯〜おとこめし〜』(2016年)を挙げましょう。柄本さんは料理好きなヤクザの主人公(生瀬勝久さん)を匿わざる得なくなる大学生役。腐女子役の内田理央さんが可愛く、舎弟役の三浦誠己さんが最高。

ヤクザの抗争に巻き込まれた大学生・若水良太(柄本さん)。自宅アパートに柳刃組々長・柳刃竜一(生瀬さん)を匿うハメになった良太は、なぜか柳刃が作る絶品の料理を振る舞われる。“任侠×グルメ”というこれまでにない組み合わせで、深夜に食欲を刺激していた、究極の進化系グルメドラマ。

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『福家警部補の挨拶』(2014年)で鑑識係を務めた柄本さん。『アリバイ崩し承ります』(2020年)で再び鑑識課に。ただし、女子力高めのオネエの検視官役でしたけどね。意外にはまり役。続編やらないかなあ。

都心から離れた那野県のとある商店街。時計店の若き店主・美谷時乃(浜辺美波さん)は、1回5000円の成功報酬で時間や事件に関わる“アリバイ崩し”を始めようとしていた。そんな時乃はある日、時期はずれの異動で県警捜査一課に赴任してきた管理官・察時美幸(安田顕さん)と出会う。


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