俳優ノート『池田鉄洋さん』
気になる俳優さんの出演作についての覚え書き「俳優ノート」。今回は、2021年夏ドラマ『痴情の接吻』に出演する池田鉄洋(いけだ てつひろ、イケテツ)さん。ホリプロ所属。
1993年、劇団「猫のホテル」に参加。以降、並行して劇団☆新感線や阿佐ヶ谷スパイダースなど外部作品にも出演。2004年には、「猫のホテル」内コントユニット「表現・さわやか」を立ち上げ、劇作家・演出家として活躍。
広く知られるようになったのは、SP版から登場したドラマ『トリック』シリーズ(2005-2013年)のオタク刑事・秋葉原人役。上司である矢部謙三(生瀬勝久さん)とのコンビが人気を博しました。
仲間由紀恵さんと阿部寛さん主演による大ヒットミステリードラマのSP版。売れないマジシャン・山田奈緒子(仲間さん)と物理学者・上田次郎(阿部さん)が、不可思議な現象の裏に隠れた事件を解決していく。今回は、死を予言する占い師役で名取裕子がゲスト出演。
その後、レギュラー出演した『医龍-Team Medical Dragon-』シリーズ(2006-2014年)もヒット。以降、連ドラの常連に。『アンナチュラル』(2018年)では、清濁併せ持つ週刊誌の編集者役を好演。最終回にしっかり見せ場もありました。傑作。
ミコト(石原さとみさん)は、死因究明のスペシャリストである解剖医。彼女が許せないことは、「不自然な死(アンナチュラル・デス)」を放置すること。新設されたUDIラボで働きながら、「死」の裏側にある謎や事件を、明るくスリリングに解明していく法医学ミステリー。
ドラマの脚本も手掛け、『ミューブ♪〜秘密の歌園〜』(2018年)『ひまわりっ! 〜宮崎レジェンド〜』(2020年)の次に手掛けたのが、『どんぶり委員長』(2020年)。池田さんは、主人公(伊原六花さん)が通う、立ち食い店の店主役などでカメオ出演。
ばたふ学園2年C組の学級委員長(伊原さん)は、お嬢様育ちでちょっと高飛車。ある日クラスの問題児、吉田(小西詠斗さん)の作った親子丼を目にしたことから運命の歯車が回り始める。何でもどんぶりでかき込みたくなっちゃう新グルメドラマ!
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