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俳優ノート『重岡大毅さん』

気になる俳優さんの出演作についての覚え書き「俳優ノート」。今回は、2021年夏ドラマ『#家族募集します』に主演する重岡大毅さん(ジャニーズWEST)。ジャニーズ事務所所属。

ジャニーズの演技派といえば、二宮和也さん・岡田准一さん・生田斗真さん、退所組も含めれば草彅剛さんや長瀬智也さんなどの名前が挙がりますが、若手ジャニーズに限定したランキングでは、重岡さんが3位。高く評価されているようです(「CMサイト」2021年調査)。

2014年、ジャニーズWESTがCDデビューしたタイミングで、『SHARK〜2nd Season〜』に連ドラ初主演しましたが、広く知られるようになったといえば『ごめんね青春!』(2014年)でしょう。重岡さんは生徒役のメインで、「からくり人形」と呼ばれていました。傑作。

宮藤官九郎脚本、錦戸亮と満島ひかり共演による学園青春ドラマ。静岡県にある仏教系男子校の教師である平助(錦戸亮さん)は、14年前に起こったある不幸な事故がきっかけに、人生が大いに狂ってしまった。そんな中、彼の勤める男子校と、同じ地域にある女子校が合併することになるのだが…。

映画『溺れるナイフ』(2016年)やドラマ『宇宙を駆けるよだか』(2018年)などを経て、演技派としての評価を高める中、NHKドラマ『これは経費で落ちません!』(2019年)に登場。ヒロイン(多部未華子さん)の恋人になる山田太陽役がはまり役でした。傑作。

石鹸メーカーの経理部に勤めるアラサー独身女子・森若沙名子(多部未華子さん)。日々回ってくる領収書や請求書を彼女が精査すると、経費に関わった人々のあやしい事実や悩める人生までもが見えてくる。恋に奥手な経理女子と彼女が見つけるワケありの人間模様をコミカルに描くオフィスドラマ!

好青年役から一転、クズ男役を演じたのがドラマ『知らなくていいコト』(2020年)。重岡さんは、ヒロイン・ケイト(吉高由里子さん)の恋人で、プロポーズまでしておきながら、ケイトの父の過去を知り豹変。同僚(関水渚)に乗り換えた上で、さらに闇落ちする記者役を怪演。秀作。

壮絶な職場で日々スクープを狙う女記者・真壁ケイトは、仕事も恋も絶好調の毎日を送っていた。しかし、シングルマザーとしてケイトを育て上げた母が急死。遺品から事態は急変。なんと、ケイトの父親は、かつて世間を騒がせた殺人犯だった…お仕事系ヒューマンドラマ。


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